今年もいよいよ押し迫ってきました。
「あっという間だったね」
というセリフが、あちらこちから聞こえてきますし、私も同感です。
年々、「あっという間」が加速していく感じで、その内「あっ!」っと言っただけで一年が過ぎてしまいそうです。
今年を振り返り、個人的には夏の江別セラミックアートセンターでの「尾形香三夫追悼展」と、その後、秋に急に決まったさいとうギャラリーでの「尾形香三夫陶芸展」の開催がなんと言っても今年の大きなイベントでした。
足を運んでくださった皆様には、心よりお礼を申し上げたいと思います。
セラミックアートセンターでの追悼展は、今までになく高級感溢れる(笑)雰囲気で、作品が映えました。
6/21→8/3 という長丁場の展覧会が終わってまもなく、疲れが出たのか、風邪をひいてしまいました。
その病み上がりの時に、さいとうギャラリーでの個展が決まり、果たしてやり遂げられるのかという不安がありました。
壊れ物である陶芸ならではの大変さは、やはり荷造り、運搬、展示でしょうか。
壊れ物だけに、気軽に手伝ってくれる人はなかなかいません。
荷造りが終わって段ボール箱の量を見た時に、
「これは絶対に一度では運べない!」
仕方がない、とにかく運べた作品だけ展示しようと、展示日前日に車に詰め込んでみると、なんと奇跡的に完璧に収まりました。
作品の分量を見て、これを一回で運んだという話をすると、皆さんが、え?本当?あの車に全部のったの?と驚いていました。
パズルのように組み合わせながらのせた、私の努力が報われました。
幸先がいいと思ったのも束の間、数日前からちょっと嫌な予感のした私の奥歯が、なんとうずき出し、腫れてきました!😢
こんな腫れてしまった顔を、お客様には見せられない!
「なんでこの時なの!」
と騒いでもどうしようもありません。搬入日の午前中に、予約なしのごり押しで歯医者に見てもらいました。
脂汗の出る痛い治療、
「これは化膿してるから、麻酔薬は効かないから我慢してね」
治療が終わり、ふらふらと治療台から降りて出て行こうとする私に、年配の看護師がそっと近づき、
「いい、しっかり休むのよ、そして栄養のあるもの食べてね、今日は動かないようにね」
と同情した顔でアドバイスをくれました。
こんなに悪くして、多分、相当生活が乱れている、と見られてしまったようです。
動かないようにと言われても、そうはいかない事情があるのです、と心で叫び、抗生物質の薬を貰い、病院を後にしました。
その後、この抗生物質の薬の効き目には驚かされました。
殆ど口が開かず、流動食のようなものしか入らなかったのに、翌日には70%ほど開くようになり、心配してくれていた友人にその事を言うと、
「70%?・・・うん、開くのはそれくらいまでに留めておいた方がいいと思うよ」
と言われてしまいました。
確かに!と私も一瞬思ったのですが、やはり100%開けて、もりもり食べられることが、いかに素晴らしい事か!と心底思いました。
薬の効き目もあり、食べる事が出来、体力も回復し、なんとか無事に個展を終える事が出来ました。
今回のさいとうギャラリーでの個展では、今まで足を運んでくださった人たちは勿論ですが、江別セラミックアートセンターで初めて見た、という人たちが沢山来てくれたことや、以前に練上のペンダントを購入してくれた人が、「今日はこれを付けてきました」とそのペンダントを見せてくれる人が結構いて、そんなことがとっても嬉しかったです。
さいとうギャラリーは、毎年個展を行っていた思い出深い所です。
夫が2021年に個展をしたのが最後で、翌年に他界しました。
今回はそれから4年の月日が経ってからの開催の運びとなった訳です。
更に奇跡的な偶然と言いますか、引き合わせと言いますか、個展を行うB室の隣のA室では、夫が敬愛し、親友の佐藤武氏の個展「うつろな朝」の同日開催となりました。
まさに夫から「佐藤氏とのコラボをやりなさい」と、後押しをされた感じでした。
色々な無理を押して個展をやって、心底良かったと思いました。
札幌三越を始め、山形、岩見沢、新篠津、江別、札幌と続いてきましたが、ようやく肩の荷が降ろせた感じで、ホッとしています。
皆さまも、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
そして来年は、今年よりもっとブログを更新したいと思っていますので、よろしくお願いします。






