華麗・・いえ、加齢なる出来事 | MIYUKI&KAMIOのつぶやきと陶芸のブログ

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陶芸家の夫である尾形香三夫は、2022年に他界しましたが、タイトルをそのままにして、今後も夫婦の思い出を交えて、書いていきたいと思います。

 

MIYUKIです。

 

例年になく早い雪解け、北海道の桜の開花もきっと今年は早い事でしょう。

 

さて、誰にでも訪れる老化・・中には自分には訪れない、関係ないと勘違いしている人も多々いるようです・・・

確かに微妙な年齢の時って、なかなか認められないし、それに抗うことも多い事でしょう。

勿論私もそうでした・・・少しでも若々しくとか、このたるみが・・とやはり気になる事しばしば。

 

しかし、この位の年齢になってくると、皴だ、白髪だとかに動揺もしなくなり、「こうなっていくのね~」という風に収まってきます。

 

興味は皴や美白よりも骨や筋肉に移っていきます。

よく、

「筋肉は裏切らない」

と言いますから、その言葉を信じて、美白クリームを投げ捨てたその手にバーベルを・・という心境です。

 

今年の1月に娘が孫を連れて、いつものように遊びに来てくれました。

孫たちの屈託のない言葉に、ドキッと現実を突きつけられることは毎度の事なのですが、今回は更に娘から、一つのサプリメントを飲むようにと渡されました。

「これ、認知症の予防になるから!」と。

「絶対に、絶対に飲んでね!」

とやけに意気込むではありませんか・・・

 

流しで仕事をしながら聞いていた私は、「あれ」「これ」「それ」という言葉が増えたこと、そして何よりも、私たち自身が気が付いていないような老化現象を、たまに遊びに来る彼女は感じ取っている、と理解しました。

 

「あんたの言う通りかもね~」

と私が言いかけた時に、横から

「ハハハハハ、何言っている、そんなものは全く必要ない!ハハハ」

と夫の声が。

 

それを聞いた娘の反応がまた見事。言葉にすると

「へ?何言ってるの?」

という感じ。

 

この時に私の頭に蘇ってきた光景がありました。

亡き義父が、既に90歳を超えていたのですが、よく

「まだそんな年ではない」とか

「俺は年を取ったのかな~?」

と言っていて、そのたびに私の方がどう反応していいか分からなくなったものです。

 

これと似たような状況が、今ここで展開しているではありませんか!

 

私はおもむろに、夫に向かって言いました。

 

「その勘違いが、全てを物語っている」

と!