個展(楽美洞茶陶館)を終えて | MIYUKI&KAMIOのつぶやきと陶芸のブログ

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陶芸家の夫である尾形香三夫は、2022年に他界しましたが、タイトルをそのままにして、今後も夫婦の思い出を交えて、書いていきたいと思います。

KAMIOです。


北海道も夏本番、30℃越えの日が続いています。

7月24日に、無事、山形市の楽美洞茶陶館での個展を終えました。



オーナーの木村さんは、作品に合わせて、可憐な花やとても繊細な鉢花、絵など飾ってくれているのですが、今回目に留まったのは、安井賞をとった桜井孝美氏の噴煙あげる桜島の絵でした。
先代が購入されたようですが、作品に合いそうだからと言って、出してきてくれました。
桜井孝美氏らしい、鮮やかな色彩の絵でした。
確かに作品と合っていると感じ、いい雰囲気を醸し出していました。



ここでは三日間、呈茶が行われます。
当然私もお点前を頂戴する訳ですが、お茶の道具は作っても、作法は・・・・

ただ単純にお茶とお菓子を楽しむだけ・・



感心するのは、呈茶をする先生の中には、90歳を過ぎた女性もいましたが、その立ち居振舞いのしゃんとした姿でした。

お茶と言うと、茶碗の中で、茶筅をシャカシャカと勢い良く回す、物静かで、動きがないイメージです。

少しスローで、静かに物事を進めていくということは、筋肉が必要です。

スッと立ち上がり、またスッと座る動作一つとっても、90歳以上の人が事も無げに行うには、日頃の鍛練が必要だと、感心しました。

「どっこらしょ」と言って立ち上がったのでは、色気も趣もありません。

 

以前なにかで聞きましたが、

「風の無いところで、煙が上にのぼるように立ち上がり、深い水に石が沈んでいくように座る」と。

何事も、人の目に触れないところでの努力が必要なのだと感じとりました。