MIYUKIです。
北海道にもいよいよ海水浴シーズンの到来です。
泳げる期間は本当に短いので、休みともなるとこぞって海に行き、夏を味わう人が一気に増えます。
私も子どもが小さかった時は、近所の友人家族と一緒に、石狩浜や望来(もうらい)に行ったものです。
「海水浴」
一つ、思い出すことがあります。
息子が小学3~4年生の時、娘と3人で、キャッキャと波と戯れて遊んでいた時です。
突然かなり大きな波がやってきました。
まだ小さい娘は浮き袋をしていたのですが、私と回帰は浮き袋なしで遊んでいたものだから、一瞬にして足が付かなくなりました。
いくら水泳が得意と言っても、人間思わぬ状態になると、「プールで泳げる」ことはなんの意味も持たなくなることが分かりました。
頭から波をかぶり、足もつかなくなり、一瞬
「溺れる→死ぬ」
と感じました。
私よりはるかに背の小さい息子の回帰は、私以上にパニックになった事は当たり前のことです。
彼は助けを求め、私の首にガバッとしがみついてきたのです。
その時です!
私が「生」を脅かされた時の「本能」というものを目の当たりにしたは・・・
あろうことか、愛する息子の手を、助ける求める息子の小さな手を・・・
思いっきり振りほどいたのです!
愛する子供を救うために、火の中に飛び込む犬や猫の母親がいるというのに・・
回帰はすぐ傍で泳いでいた娘の浮き袋に掴まって、事なきを得、波も直ぐに穏やかになり、何事も無かったかのように、全ての出来事は過ぎ去りました。
時間にしてわずか数十秒の事件だったのでしょう。
その後は、再び今まで通り遊びました。
さすがに複雑な心境になった私でしたが、回帰の楽しそうな顔を見て、私を恨んでいる様子もないことに、ちょっと安心しました。
数週間の時が経て、夏休みも終わりとなりました。
小学校では、夏休みの思い出を書いた作文の発表を聞くという授業参観がありました。
そうなのです!
あの悪夢のような一瞬は、回帰の心の中で忘れるどころか、深~く、深~く、息づき、更に熟成されていたのです・・・
私が彼の手を振りほどく場面は、驚くほどの表現力で書き連ねておりました!おまけに絵まで描いて!
私が集まった親たちの失笑の的になったのは当然で、先生たちも吹き出す始末。
私も笑うしかありませんでしたが、心の中でしっかりと謝りました・・・
「ごめんね、本能をむき出しにして・・」
子育て中の皆さん、よ~く覚えておいてくださいね。
知らないと思っていても知っている、忘れていると思っていても覚えている、見ていないと思っていても見ている、これが子供です。