雪融けと転勤族 | MIYUKI&KAMIOのつぶやきと陶芸のブログ

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陶芸家の夫である尾形香三夫は、2022年に他界しましたが、タイトルをそのままにして、今後も夫婦の思い出を交えて、書いていきたいと思います。

MIYUKIです。

ここ数年大雪が続いたこともあり、いつも以上に春が待ち遠しい気持ちです。


(ギャラリーもまだ雪に埋もれています。)


ここの所好天気に恵まれ、雪融けが急速に進んでいます。

しかし、雪解けを指をくわえてただジッと待っている訳ではありません。

そうです!雪割り作業が待ってます。

当然、自然に全てを任せ、融けていく雪を楽しむという泰然自若な人もいますが、多くの場合、家の前の雪を早く融かし、どこよりも早く春を呼び込もうとし、ちょっとした競争心理を掻き立てられます。


豪雪地帯であるこの辺りは、3月4月は雪解けシーズンなので、1年を通じて街の風景が一番汚い時でもあります。

融けていく道路わきの雪は、排気ガスや土が混じったりで、白から灰色もしくは殆ど黒色に。

雪が覆い隠していた
ゴミ類が、雪融けとともにあらわになっていきます。

道路は時にはぐちゃぐちゃで、更には「リラ冷え」と呼ばれる寒の戻りもあります。

こんな情景は、勿論ガイドブックに載っている訳がありません。

でもこのように汚れきった雪の一時期があるのも現実です。

北海道らしい春、初夏が来るまでに、このような「灰色」の時期を超えなくてはいけません。

足元も汚く、泥はねを気にし、道路わきに寄せられた薄汚れた雪山、まだ外されていない雪囲いの庭庭を見て、ため息が出たとしても、この後に一挙にやってくる色鮮やかで爽やかな世界を知っているので、我慢も出来るというものです。

しかーし!、雪も無く温暖な地域から転入してきた人たちは、この一番ひどい季節にやってくるのですから、たまりません。


希望に満ち溢れた人でさえ、ましてや左遷で打ちひしがれている人にとっては間違いなく気が滅入ってしまう情景です。

「なぜこんな所にきてしまったんだ・・」

「戻れるものなら戻りたい!」

夜ともなると、まだグッと冷え込む町中を、肩をすぼめて歩く背中から、そんな心の叫びが聞こえてきます。

しかし、心配しないでください、みなさん!

北海道の素晴らしい春、初夏はもう目の前です!

黄緑が多く入り混じった木の葉や、美しく雄大な景色、美味しい食べ物・・・それらがあなたの打ちひしがれた心を間違いなく癒してくれます!



凄いところに来てしまったと、心細く不安に思っている皆さんも、いずれ北海道が心の故郷になる事は間違いないでしょう。


(道路わきの雪をパワーショベルで砕いている)







(融雪剤が撒かれている田畑)