仲良し超高齢3人組 | MIYUKI&KAMIOのつぶやきと陶芸のブログ

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陶芸家の夫である尾形香三夫は、2022年に他界しましたが、タイトルをそのままにして、今後も夫婦の思い出を交えて、書いていきたいと思います。

MIYUKIです。

25年から30年位前、ゲートボールは今とは問題にならない位に盛んで、あちらでもこちらでもゲートボールを楽しんでいるご老人達が沢山いました。

実は私の義父はゲートボールが得意で、大きな大会で選手宣誓をしたり、審判員の資格を取ったり活躍をしていました。

義父の友人2人と合わせて、平均年齢92歳の仲良し3人組もゲートボール仲間でもあります。

今はゲートボールにとって代わり、パークゴルフが人気沸騰、ゲートボール人口は激減し、各地で頻繁に行われていた大会も当然減り、参加チームも風前の灯の状態です。

そんな中でも、義父とその友人達が所属しているチームは、94歳2人、93歳1人、89歳1人、88歳1人という、多分市内で(ひょっとして全国)で1番の高齢者チームであるかもしれません。

さすがに最近は優勝するような事は無く、例の名(迷)セリフが飛び出します。

「もう、年なのかなぁ・・・??」

94歳の義父を前に相変わらず返事に窮する私。

日頃は、子供の遊ぶ小さな公園の片隅でゲートボールをしていますが、どうも雑草が伸びてきたらしく、

「今日はクワを持っていって、コース内の草取りをする」

と、刃を研いだり、軍手を準備したりしています。

この炎天下、それは無理だろうと思い、私も手伝おうと付いて行きました。

思い思いの草取りの道具を持って集まった超高齢者のみなさん。

そこで見た光景は、今だ目に焼きついています。

コース内の雑草の近くに、よろよろっと集まり、みんな申し合わせたように横座りになりました。

そうです、みんなしな垂れるように、色っぽく土の上に直接横座りになったのです。

着物を着た女性が、団扇を片手に持ち、身を寄せてくるように横座りなっている、そう、あの情景のような座り方です。

その情景と違うのは、片手に団扇ではなく手クワを持っている事でしょう。

しな垂れた格好で、膝元にある雑草をカッカッっと掻いていく・・

私は改めて年を重ねた人たちの知恵を垣間見た感じでした。

そうです、このスタイルこそ草取り省エネスタイルなのです。

無駄なお喋りをする事もなく、色っぽい座り方で黙々と手クワを動かす。それも手首だけを使って、カッカッカ・・・

恐るべし脱力技法!

でも、流石に私はその真似は出来ず、頭から湯気を出し、顔を真っ赤にして草取りをしました。