メディテーション(瞑想) | ネパールの手帖

ネパールの手帖

平成22年6月から2年間、ネパールでソーシャルワーカーをしてきました。「ネパール日和」から「東京日和」へ。東京の空の下、ネパールで感じたことを思い出して記していきます。

日本でも座禅は身近で、私も座禅合宿なら参加したことがあるけれど、
多くのネパール人が人生のうちで何度かメディテーションの体験をしている。

知人は3カ月のメディテーション修行に行っていたし、
以前ホームステイした家の娘も1カ月の修行、
我が家の大家さんもたまに12日間の修行に行く。

プログラムを見ると、朝5時~夜21時までビッチリ瞑想タイムが組み込まれてる。
もちろん、パスポートも携帯も全て没収、逃げられないらしい。

12日くらいなら機会があれば行きたいなぁと思うけど、日本にも修行寺があるので、
日本に帰ってからにする。
12日間あるなら山行かないと!!時間ないない!


ネパール人に身近なメディテーションをクラスに取り込まない手はない!


韓国人ボランティアから譲り受けた曼荼羅(マンダラ)塗り絵を山ほど持参し
メディテーションの音楽も選曲して、やってみた!!

すると!どうだろう!!

$ネパールの手帖

いつもお喋りが絶えないPくんや、長時間座ることが苦手なC君、机に向かうことが苦手なD君も、
みんなみんな40分間静かに色塗りに夢中になるではないか!!
音楽に力ってすごい!!
韓国の養護教育ではよく用いられる手法だそうで、目から鱗!!

来週は常道行動が激しい生徒にトライしてみようと思う。
生徒の反応は元より、なにより嬉しかったのが、

「スゴイの!!あの子もこの子も皆静かに座り続けられるのよ!!!」

と、担任の先生が他のクラスの先生に大喜びで報告してくれたこと。

「全ては私達のクラス運営次第なんだよ。」

これが、ほーーーーーーんの少しでも伝わってくれたらな。。。
打てば響く先生達に感謝感謝。