Fake 14話 | ねおうにちゃんのブログ

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Sexy Zoneの松島聡君のファンです。
おもにふまそうの妄想小説書いてます。
途中、BLがはいるので苦手な方はUターンしてくださいね。

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聡side

うぅ…寒っ
しょりとの「2日間」を過ごし、明日は追試を迎える

僕は今まで苦手なものには、スルーする癖があり基礎が全く出来てなかったので、2日間はしょりが作ってくれた問題をひたすら解くのに、時間を費やした。

側にいるしょりの存在…
今まで全く意識したことなかったのに
あんな告白されてからは、意識するなって方がホントに無理で
心臓が口から出ちゃうんじゃないかってくらいバクバクで…

そこで僕はしょりに
「1人でやるから」とお願いをし
部屋から出てもらった

改めて1人になると、心細いけど
一生懸命教えてくれたしょりのキモチに答えなきゃってのと

やっぱり…自分の今のキモチに正直になりたかったのがあって

ペンをもつ指が痛くても
時折窓から入ってくる冷気が冷たくても

僕はもくもくと机に向かっていた

そして…翌日

追試後に答案用紙がかえされる
僕は両手を組んでずっと祈り続ける

オネガイ
オネガイ…

そこへ
「松島~」と僕を呼ぶ声がした

あっ、ひゃっひゃいっ!!

声が裏返り、自分でも聞いた事がない声が出て、クラスの仲間からは笑いが起こった

生唾をのみ、前に進む
震える手で答案用紙をもらって、恐る恐る片目で確認したら…

87点

僕は「ありがとうございましたーっ」とカバンを掴むと急いで校門に向かって

先に待ってるしょりに
「しょり、しょり、やった!やったよ」って答案用紙を見せたら

「よくやったな、偉いぞ」って
頭を撫でてくれた

僕は…何だか不思議なキモチになったんだ…
しょりは同じ歳で身長も変わらないのに…すごく大人で、そしてすごく頼もしく思えた

-続く-
※このお話はフィクションです