引用~『フーガの技法』は発表当初から「理論的作品」として評価されることが多かったものの、その音楽的完成度と革新性は19世紀以降のバッハ再発見運動や20世紀の演奏解釈史の中で再評価され続けています。対位法の究極的到達点として現代作曲家にも影響を与え、20世紀の作曲家たちはここから様々な対位的・構造的着想を得ました。

 

引用~この曲集はバッハが晩年に構想した理念的作品集の一角を成し作品固有の緊密な構築性と内在する創造性によってクラシック音楽の最高傑作に数えられています。ベルリン国会図書館に残される自筆譜は、1752年に作られており、1740年頃から着手したと考えられますが、バッハ自身の手で出版は実現しませんでした。

自筆譜では15曲が1冊にまとめられています。また、これら以外に個々に伝えられた自筆譜として拡大及び反行形によるカノン、14の編曲及び未完成のフーガがあります。出版譜には、バッハ没後の1751年に出版された第2版があります。様々な対位法の技法が用いられ、それらは後に「単純」「反行」「拡大及び縮小」「多重フーガ」などに大別され曲全体を上下転回しても演奏可能であるように書かれた「鏡像フーガ」という珍しい様式もみられます。出版譜では対位法の技法の種類毎に曲は配列されており、個々の曲はコンプラクントゥス(対位)もしくはカノンと名付けられています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり行きつくとこは、ここ

音楽の捧げもの  フーガの技法

 

 

 

 

6分ちょっとの6声のリチェルカーレのために

今はちょっとシェーンベルク、ヤナーチェクは要らんな。

 

 

 

この『技法』に関してはG・レオンハルトのチェンバロソロとバルシャイ/モスクワ室内オケのLP板起こしの2点所持のみでそのままになっていた。

高橋悠治のシンセサイザー版やニコラーエワのピアノ版は購入後まったく気に入らず即刻処分して、長い月日がたつ。

NHK‐FMでわたしが中高生だった時代室内オケ版ーリステンパルト、ミュンヒンガー、ヴィンシャーマンはそれぞれ耳にしていた。がそれらスルーしたまま近年になってYouTubeにてヴァルヒャ、エマール、エマーソン弦四、ヒューイット、コープマンと試聴が続くがそれら試聴のみにとどまり、以降追っかけるのを辞めたと思う。

ずばりこの作品の抽象性の度がキツ過ぎヴァルヒャのパイプオルガンやG・レオンハルトのチェンバロより室内オケ群の演奏(レーデル、リステンパルト、ヴィンシャーマン、ミュンヒンガー、バルシャイ、パイヤール)が聴きやすいし、より感動的で鑑賞に向いてる気がする。

ただ、それにつけてもピアノ独奏版についてはパイプオルガン版やチェンバロ版とは異なり、ここで新規まき直し、この度揃えたグールド、高橋悠治、近藤伸子は実に感動的であり繰り返しの反復鑑賞に耐えうると思う。