どうも私の場合、極端から極端に走る傾向がある。
しかしバッハ以外何聴いても心地悪さしか感じない聴覚はいまだ変わることは無く
いつものディスクユニオンお茶の水 新宿へ出かけて行って演奏家もろくに確認せず
J.S.BACH音楽の捧げもの フーガの技法の棚に在ったもの全てのべつまくなし買い集めてしまおうと
買い物専用かごに何もかも放り込んで処分CD査定時間を稼ぐため店内をウロウロしていたが、流石にふと我に返り
いくら何でもと—カゴに入れた半数以上あらかた棚に戻した。(笑)
それでもLONDONミュンヒンガー1966収録盤、Archvリヒター1963収録盤 ERATOレーデル1964収録盤 DENONバーゼルアンサンブル6声のリチェルカーレ1986収録盤、RCAパイヤール捧げもの`86&技法`77は購入ー(棚に戻したのはバウムガルトナー盤二種/リステンパルト盤/ヴィンシャーマン盤/マリナー盤/パイヤールPCM1974各盤その他諸々)
そのなかでCD装丁が新しく美麗だった近藤伸子女史なるピアノソロ2014収録《捧げもの》2019収録《技法》が混じってたんでええーい、ままよと他盤と合わせて贖う。
家に戻り次第ネット検索すると現国立音大特任教授、1980年藝大器楽科『入学』と浪人でもしてなくば私のほぼ三つ四つ下六十三、四の齢(よわい)と。
この度贖った十数枚中、まったく期待せず拾ったパイヤールの1977年収録のフーガの技法が室内オケ編成で思いのほか抑制が効き派手さが極力封じられたモノクロームな表現。かねてより所有していたLPからの板起こし1968年頃収録?バルシャイ/モスクワ室内オケの録音がかなりデッドな代物だったので長期にわたる積年の渇きを癒してくれる印象。
加えて予期していなかった近藤伸子女史なる識者《技法》《捧げもの》の演奏・録音いずれも非の打ちどころがなくグールド盤1980ピアノ版との比較も兼ね、バッハ好きの札幌すすきのOLD CLASSICのオーナーに是非聴いてもらいたい2点。

