サントリー山崎蒸留所 | NEO技術士事務所

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NEO技術士事務所 所長の小平宗男(こだいらむねお)です。

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サントリー山崎蒸留所を工場見学しました。無料です。
JR山崎駅で下車して右手に5分くらい歩くと、「ここまで京都、ここから大阪」を意味する表示があって、さらに5分くらい歩いて、踏切を渡ると、そこが山崎蒸留所。受付で山崎蒸留所HPの「工場見学優待券」を提示したら、りっぱなグラスがもらえました。

山崎は、桂川、宇治川、木津川が合流する場所にあって、それぞれの水温が異なることと、盆地であることから霧が発生しやすい土地で、この湿潤な環境がウィスキーづくりに適しているんだそうです。温かい川の蒸気が冷たい川で冷やされて霧になるって事なのか?とにかく、じめじめしている気候が向いてるってことのようです。ちょっと意外。

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出発の15時まで待合室で待機。壁一面にウィスキーのボトルが。そしていよいよ出発。原料の仕込み→発酵→蒸留2回→樽詰め→貯蔵 の順に見学。

蒸留の部屋はもうアルコールのにおいが立ちこめていて、そこいいるだけで酔っぱらってしまいそう。1回蒸留後の液が展示してあって、そのにおいをかぐと、なんか焼酎のにおいでした。蒸留塔の形状がいろいろあるのは、山崎が日本初のウィスキー蒸留所で、日本人の味覚にあわせる試行錯誤した名残とのこと。さっと蒸留されるタイプや還流してジックリ蒸留されるタイプなど。日本人の味覚は繊細だからね。

$ねおぴんのブログ-蒸留塔

ビールは蒸留していないから悪名高いプリン体が残ってて、カロリーも高い。でも、焼酎は1回蒸留してるから不要な成分が除かれて、低カロリー。そしてウィスキーは2回蒸留するのでもっと良く、熟成させることで樽材由来のポリフェノールも溶け込むらしい。

$ねおぴんのブログ-樽詰めされたウィスキーの貯蔵所

見学が終わると試飲。まず、「山崎」のハイボール。なんでハイボールなんだよー(ノ_・。) 「山崎」の崎の文字には、寿の文字が入れてあるって。確かにそう見える。サントリーの前身が寿屋だったことから。2杯目は山崎12年の天然水割り(^O^) 水も氷も山崎の名水を使ったとの事。この水は、離宮の水と呼ばれ、千利休もこの水でお茶をたてたんだって。そして3杯目は「白州(はくしゅう)」、これは山梨の蒸留所で作られている、のまたまたソーダ割り。

飲み終わると、自然解散って感じで、みんな土産屋に三々五々移動。スタッフの人に「水割りちょっと薄くないですか? 飲み屋ででるのはもっと濃い」って言ったらウィスキー1に対して水2.5が基本で、それに忠実に混ぜたとの回答。飲み屋でウィスキー頼む時はもうだいぶ酔ってるから、味覚があてにならないのかも。

土産物売り場のレジに、欲しかった曲「夜が来る」の入ったCDが売ってた。2000円。思わず購入しました。同じ曲がアレンジされて19回入っている。

歴代のポスターもいろいろ展示してあった。飲まずにはいられなくなるフレーズがいいね。「私の氷をとかしてください」だって。

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