TPS601 vs QSC114 vs TSL262R-LF | 不機嫌な技術

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今日はフォトトランジスタについて。

QueはSFH4550+TPS601という割とオーソドックス?な組み合わせで、

TPS601は5Vで動かしていました。

3.3Vでも問題なく動くかな?とおもい、実験。

ついでにいくつか試しましたので公開します。

主に、応答時間を知りたかったので試験しました。


LEDはすべてSFH4550。

発光強度、時間は同じですが、強度に関しては壁までの距離が一定ではないので
あまり参考になりません。

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TPS601 (1.7V, R = 1k)

TPS601_1.7V


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TPS601 (3.3V, R = 1k)

TPS601_3.3V


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TPS601 (5V, R = 1k)

TPS601_5V


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QSC114 (3.3V, R = 1k)

QSC114_3.3V



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TSL262R (3.3V)

TSL262R-LF_3.3V

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という感じです。

結論としては、立ち上がりの速度は
TSL262R > TPS601 >> QSC114
です。

TSL262R、過去に使ったこともあり、良い感じではありましたが

サチりやすく(ダイナミックレンジがTPS601より狭い?)、

また、指向性が低いので昔の全日本大会では値が飽和して死にかけました。
(昔の全日本大会は焼きネズミになりそうなくらい迷路に照明が当たっていました)

TPS601が結局無難、という形なわけですが、ハーフにΦ5は大きいんですよね。
あと、CANパッケージは重い…。TSP262Rに変えたら一個当たり0.2gくらい
軽くなりそうなので、4つですと0.8gは軽くなります。 馬鹿にできません。