ぼくだけの君に。



如何してもしたくて。  

君の手を引いて連れて行こう。  地球の外へ。


初めての経験を夢見ていた昔。

思春の始まる頃。  毎晩夜空を仰いでいた思い。

二人だけで出来る事。  永遠に息をとめ見詰め合う。

並んだまま無言で。。  何時までも歩き続けよう。

手をつないで走りながら。  ぼくの夢を教えて上げる。

君の手の動き。  足の運び。  踊る様な身のこなし。

笑い声を聞きながら。 眺める君の仕草が胸を苦しくする。  

月の山の上に並んで腰かけよう。 目の前の素敵な景色は。 月からの眺め地球なんだ。

月の光に長い髪をなびかせて。  突然駆けだす君。  

全身のシルエットに見とれていると。 振り返る瞬間に見えた君の横顔に。

微笑みの表情で見詰める君に。  その時。 ぼくは月の石と成った。