もし、完全に病気を治せる医者がいるとしたら、その医者は宇宙の真理と一体となっている仏陀だろう。
人間は小宇宙と言われる。
現代科学で分かっている事は、目に見える世界だけの事。目に見えない深層世界がどれだけ深遠なのかは人智を超えた領域だし、永遠に分からないだろう。
そもそもである。命とは何ぞや?
そんな事が分かる科学者はいない。科学は分化の学問である。本来、開放系である世界を閉鎖系モデルで研究している。
命もまた開放系である。
私の命も私一人で独立していない。まず空気が必要だ。
となるとだ。
空気もまた私という事になる。重力も必要だ。食べ物も必要だ。他人も必要だ。ありとあらゆるものが必要になり、それらも私という事になる。
私と地球も一体だ。私と宇宙も一体だ。
病気を治せる名医がいたとしたら、悟りを開いた仏陀くらいしかいない。
その仏陀でさえ、治せない場合もある。それは、宇宙の真理に逆らう事になる場合だ。因果律の法則に反する事はできないし、治す事はしてはならない。
肥田春充先生は医者でも無いけど、医者を遥かに超えた仏陀だった。 その当時は神医と言われた人でもある。 食事療法と安静法、場合によっては浣腸はした時もあるらしいが。たったそれだけの事で自然治癒力を上げて治癒させたそうだ。
しかし、彼本人すら分かっていなかった事がある。彼から発せられる生命力が患者の弱った生命力を賦活したと私は想像する。
