「腹筋と大腰筋は拮抗筋である。」


かなり昔、ロルフィングの本を

読んだら書いてあったのだが、

その時は「へー、そんなんだ」

という程度だったが、

最近、ほんと、その通りだと

思う様になった。


腹筋が力むと、大腰筋の力は

弱くなる。


だから、大腰筋を機能させるには、

腹筋を力ませない様にしないと

いけない。


大腰筋だけを収縮させるのは

かなり難度が高い。


そして、大腰筋は前部繊維と後部繊維に

分かれるのだが、後部繊維だけを

収縮させなければならない。


後部繊維の収縮感覚は結構、

背中側なんだよなぁ。




腹筋をできる限り力ませずに

大腰筋後部繊維を収縮させる事が

できると、身体感覚がビックリするほど

変わる。


まだ、完全に出来るわけでは無いけど、

体が穏やかになる印象だ。

しかも体が軽い。肩の力も自然に抜ける。


腹筋という表面の筋肉が力むと、

全身が力むんだろうね。


肥田春充の動画を見ると、

表面の腹筋が緊張している様子は無い。

恐らく大腰筋が強く緊張してるのだ

ろうなぁと思う。