両脚を揃えて座る。
両脚を揃えて立つ。
両脚を揃えて仰向けで寝る。

私は今まで、そういう意識は
ありませんでした。

立つ時は肩幅くらいに
両脚を開くし、
座る時も股は多少開くし、
寝るときも大の字に寝るのが、
当たり前だった。

でも、そういう癖が付いていると、
体の筋膜も、そういう風に形状記憶
されるんだなあと思います。

大腰筋に内転作用が実はあります。
教科書には載ってませんが、
小児専門のPTに教えて頂きました。

私が推測するに、股を開く姿勢が
癖になっていると大腰筋の内転作用が
弱くなるのでは無いかと思います。

あるいは、大腰筋の筋膜が本来より
左右に広かった状態になって
しまうというのか。
大腰筋の問題ばかりではありませんが。
骨盤も広がってしまう感じはあります。
中臀筋も短縮してしまうでしょうし。

だから、両脚を揃えた状態の方が
基本形なのかもしれません。

実際、歩く時はそんなに股は
広げて歩きませんしね。