少し前からL2腰椎の圧迫骨折で、腰部、腹部に痛みが
放散している利用者さんを担当している。
 
定番通りというか、体型は骨盤が後傾し、腰椎も後弯。
ただ、胸椎は平背。
 
そして、足が長いという特徴を持っている。
股関節屈曲の可動域制限があり、測定すると両側とも90°程度。
(最初に抵抗を感じる所で測定するとです。)
股関節の内外旋は、内旋の方が角度が大きい。
股関節伸展は20°はいく。
 
あっ!ひょっとして「女の子座り」の常習犯だったかなと
閃いた。
 
この座り方を常時、やっていたとしたら最悪。
この座り方で、骨盤を後傾させ、腰椎を後弯させると、
異常に大腰筋がストレッチされることになる。
大腰筋が完全に使い物にならなくなってしまっている
可能性が高い。
 
こういう方の様に若い時からの習慣が災いしている方は
ほんと多い。
 
行儀よく育ちすぎて、股関節外旋ができないとかね。
(胡坐をかいたことがないんですよね。)
 
今までも、色々試したけど、一次的に楽になるだけで、
有効だったものはない。
 
幸い、認知機能が良好なので、呼吸法から地道に
練習していこうか? まずは腹圧を高めることを
やっていこうか思案中。