先週は、久しぶりに高野山へ行ってまいりました。

 

ルミナにここ数年たどりついた方は

ルミナを占星術家(師)と思っている方も多いですが

たびたび、言いますがわたしは占星術家ではありません。

 

宇宙の神秘や真理(普遍性)の研究者・探究者ではあると思います。

占星術はそのひとつです。

星読みに占星術だけを扱っているわけではありません。

次元を含む”宇宙”全体からの情報になります。

 

したがって、わたしの表現には現在日本に出回っている占星術とは一致点もあれば

一致しない部分も存在します。そういった意味で占星術師と表現していません。

 

 

わたくしごとですがなぜわたしが星読みをしているのか

宙模様の発信をやめるのか触れていきます。

 

まとまりがつかない部分があり長いのですが

読んでいただけたらうれしいです。

 

わたし自身はもともと歌を歌っていて

そのヴォイストレーニングとしてジャズボイスプレイヤーであり

バルーンメソッド創始者の

荒井皆子さんに1998年に出会い、

バルーンメソッドでのボイストレーニングを積んできたところで

2005年より宇宙情報を感受しはじめ、

天空に曼荼羅を見るようになりました。

 

参考記事 覚醒への道

https://ameblo.jp/neoluminous/entry-12156901357.html

 

4年間、天空のマンダラと星・月の動き、世の中の事象とのシンクロを観察し

その観察と考察を確かめに2008年に

高野山大学の一般講習で扱われた「マンダラと12星座」という講義で

それまでの観察と考察を確信しました。

 

わたしが天空にみているものは

マンダラであり、ホロスコープであるということ。

 

古典の占星術ではこれをビッククロックと呼んだそうです。

古の人は、これをやはり見ていたのですね。

そして、密教に伝わる

大日如来に弟子たちがこの世の真理を問いかけたときに

体から取り出した「球」が曼荼羅の始まりというお話、

その球の中の仏を自らに取り込む瞑想は、

バルーンメソッドとよく似ていました。

 

バルーンメソッドは、イメージのバルーン(球)を使い

からだの内側、外側を無理やり動かすのではなく

バルーンを使って自然に動かしたり、呼吸したりします。

 

わたし自身は、身体曼荼羅の探究をしてきて

今の星読みがあるということ

今一度示しておきたいと思います。

 

 

天空の曼荼羅と星・月のシンクロにおいて

もっとも近い表現が西洋占星術でした。

 

わたしは、自分の感受したことの「裏」をとるために

西洋占星術で確認してきました。

感受していることの6割ぐらいは西洋占星術で説明ができることを

発見しました。

 

そのため、感受していること以外の

占星術の知識は一切わかりません。

 

4割ぐらいは、「次元」の認識が必要で

それを説明している文献・学問は

曼荼羅、KABARAとチャクラがあります。

 

 

昨年ルミナとしての活動のひとつの集大成を迎えたと感じ

ルミナ誕生からの7年、最初に高野山に訪れてからの12年、

土星一巡りの30年と大きな時間の振り返りをし

今一度自分の原点に戻る旅をこの数か月してきました。

先週の高野山への旅は、その再確認でした。

 

 

わたしの原点には、自然豊かな信州で生まれ育ててきてもらったアニミズム(自然崇拝)と

信仰深い祖母と暮らす日々の中で身に着けた仏教的な考えがあります。

(もともと持っていたともいえる)

 

そして、10歳のとき

深い目覚めが訪れたときから

 

そのときのことはこちら↓

https://ameblo.jp/neoluminous/entry-11712002875.html

 

走る瞑想が始まり、写仏するようになり、

神や仏を盲信しないこと

マスターは持たないこととともに

あらためてわたしの中の宗教・普遍性・真理・心理への興味が生まれ

信仰としてではなく、

世界中の信仰、神道、仏教、神話、心理学の探究の旅が始まりました。

 

 

そして、大学は仏教のことと社会心理学が学べる大学を選び

学習し、たどりついたのは

自分の人生は心理学の説明では証明できないということでした。

 

環境と生い立ち、両親の対応は「自己の形成」「こころ」とは関係ない。

(それを理由にはできない)

と自分自身は感じたのです。

 

「概念」を証明するような統計、事例しかないということ。

証明されればされるほどに

証明されない世界が見えてくるということ。

 

その後しばらく心理学や宗教の探究から離れ、

子育てに夢中になっていました。

 

そして、1998年姉の死から再び

あらたな視点での宗教の探究へ。

同時に荒井先生と出会い、

バルーンメソッドでのトレーニングが始まったのです。

 

それまでの視点が「人はなぜ生まれ、生きるのか」という視点だったとすれば

「人はなぜ死ぬのか」という視点へ。

 

あらたな視点での神仏、精神性、普遍性への

旅の始まりでした。

 

 

 

ということで

あまりブログなどでお伝えしていませんが

わたしの星読みのベースには「神仏」があるということです。

 

 

星読みはその上になりたっています。

けれど、すべてが同じ根源であることを確信しています。

 

 

この12年ベースを語らず星を語ってきましたが

もっとベースの部分、占星術の枠におさまらない

宇宙全体を語っていきたいということと

神仏の示すスピリチュアリティは宇宙的でありながら

本来「からだ」と「暮らし」に密着しているということを

あらためて感じていて、そこからの発信をしたいということ。

 

ホロスコープのハウスの概念も本来

暮らし(体験)に結び付いているものです。

関連記事

https://ameblo.jp/neoluminous/entry-12566423407.html

 

詳細講義はこちら↓

https://www.event-form.jp/event/7504/9eiURsXCSPWy

 

そのことをしめしているのが二十四節気。

星を暮らしやからだに結ぶこと、

これから取り組んでいきたいという想い、

自分自身暮らすことに集中したいという想いもあり、

外向きの発信をやめます。(3月末予定)

 

そして、「なぜ靴をそろえるのか」ということを

話す大人は少ないと思います。

 

参考記事

https://ameblo.jp/neoluminous/entry-11711055355.html

 

今、プライベートでもおばあちゃんになりまして

そいういうことを伝えていくことも

星やからだとともにお伝えしていきたいなと。

 

 

なぜ、星読みするのか。

 

わたしは、星を通じて、自己対話すること、

人生を生きることを伝えています。

 

宙模様を発信するようになったのは

地球のアセンションと呼ばれる現象のサポートを

目的としていました。

大きな宇宙の流れの中にあることを知ることで

生きること、起きることが受け容れやすくなります。

文章は意識変容をサポートするように作ってきました。

その役割も終えたと感じています。

 

 

星はエンターティナー性も物語性もあり、

多くの人に受け容れやすく

宗教だとわかりにくい部分も伝わりやすいです。

 

また、星は国境を超える「概念」のひとつでもあります。

現実、わたしはギリシャ人と占星術で話をすることで

深く理解しあっています。

 

星を通じることで

お互いがお互いの個性や生き方に敬意を持ち、

多様性を認めていく社会創造につながるのではないかという

可能性を見ています。

その可能性の探究は今準備中の協会で行っていきます。

 

 

生まれたときまで話を戻すと

わたしは赤線地帯に生まれ、

芸者のコミュニティで育ち

里子に出てからいろいろな家を体験しました。

 

多くの人に育ててもらう中、

自分の人生をあきらめているこどもたちとともに

成長してきて、全員がしあわせに生きる道は必ずある、

そうした社会を創ることができるはずだと信じてきました。

それが、星読みにつながって今があります。

 

↓ルミナがその志を熱く語った貴重なラジオ番組です。

 

 

わたしたちは人として

どんな生き方であろうと全員同じ「いのち」であるということ。

 

そこに優劣はないということ。

 

ただ愛であること。

自分自身にピュアであること。

そのことが全体性、普遍性につながるということ。

 

 

そして、星も宗教も個人の幸せだけのためにあるわけではありません。

全体性につながっています。

 

今、みずがめ座時代を迎え

わたしたちは人として考えていくことはたくさんあります。

 

地球環境、戦争・・

 

わたしたちはそれぞれの個性や選んだ生き方を

尊重されるというベースなしに語りあうことはできません。

 

他者への敬意は、自分自身が愛であること

自分自身にピュアであることから生まれます。

 


理解しがたい生き方がある。

戦争もある。いろいろな価値観、生き方があるのは、

この世界の希望。

では、人を殺してもよいのかという極論を

ぶつけてくる人もいたりしますが、そんなんダメに決まってるんです。

でも、その状況(戦争など)において人は

人を殺さずにはいられないことがあるということの

理解なしに平和を語ることは難しい。

 

その「場」に立った時の選択は

精神的強さでも弱さでも人間の優劣でもないということ。

 

かといって、それを星や運命や環境の責任するのではなく、

わたしたちはそのことに人類として、人として

向き合い続けることが大切だと思うのです。

 

 

これまでは宙模様メッセージとして

広く発信してきましたが、多くの方が星の概念を理解するようになったので

これからはそんなみなさんと人生や社会、暮らしを星で語る

実践するをやっていきたいなと思い

メンバーズクラブ(コミュニティサロン)中心での

活動に移行したいと思います。

 

もうひとつは「ことば」へのこだわりがあります。

また書きます。