＜今日の月＞
月齢12.3 十三夜月
月の出 15時28分
月の入 1時35分
月はうお座に滞在中
10月になりましたね。
10月6日おひつじ座満月に向かい
月は満ちています。
今日の月は満月の次に美しいと言われる十三夜です。
今、空間は、秋分ゲートを越えて旧空間を整理し、
新しい空間へ接続したところです。
大量の”情報”が流れ込んでいます。
ここから10月6日おひつじ座満月は
ひとつの完成でもありますがどちらかというと
「スタート」の意味合いが強い満月になります。
完成自体は、すでにここまでに
ひとつの完成を迎えています。
3月おひつじ座新月で立ち上がった
「これがわたし」の芽が、様々な出会いや経験、
宇宙のエネルギーの中で成長してきました。
今年は、2月のしし座満月・食、7，8月のしし座の新月・日食も含め
「これがわたし」という個の完成が強くうながされた年でした。
それは、内なる「火」、情熱の源泉の確認でも
ありました。
自分と言う存在が「どこ」につながっていると
尽きないエネルギーとつながるのか。
それを教えてくれたのが
しし座の純粋な「好き」です。
しし座で発見した「好き」は、わたしたちを
確実に次の玄関へ導いています。
おひつじ座はもっと「衝動的」です。
好きも理由もない、
居ても立っても居られない
なんだかわからないけど進みたい。
そう、魂の働き。
冬の間、土の中で眠っていた「種」が
「太陽」に向かって伸びていこうとする力。
そこには、理由はないのです。
自分が誰であるのか
何になるのか
どんな花を咲かせるのか
何もわからない。
それでも進みたい。
暗い土の中から
雪解けの水とともに感じる太陽の温度と光り
まるで目隠しをされたような中で
とにかく伸びていこうとする力。
「種」には、発芽するだけのエネルギーしか
ありませんが
それを後にとっておく考えはありません。
今のすべてを使い切って
全力で発芽しようとするのがおひつじ座の力。
そこには、純粋な喜びだけがあります。
魂の輝きに向かっていくという喜び。
おひつじ座に理由はありません。
根拠のない自信にあふれています。
直感に従い、意味がわからずとも
進みたい方向へ向かい迷いなく進んでいきます。
木星のさそり座入りで
個の完成の旅が終わり
これから他者との融合、創造の時間へ入ります。
その入り口に立つおひつじ座満月。
木星てんびん座の一年は
他者との協力関係を形成しながら
個を完成させました。
そこには、他者はいてもやはり「個」の世界です。
さそり座は「個」から世界との融合へ
入り、さらなる進化へ向かう入り口です。
自分以外の世界や
他者と融合するということは
自分の領域を一瞬でも失うこと。
完成されていない「個」は
他者との融合を恐れます。
これまで完成した自分の世界を壊してでも
一体になりたいと思うこころは
これもやはり「理屈」では説明できないところがあります。
頭で考えないことが
わたしたちには時には必要です。
頭で考える時、わたしたちに進化も変容もありません。
今の自分を越えていく。
進化していく力と言うのは、自我を越えていくことです。
おひつじ座の満月は、その世界へ入ろうとするわたしたちの
背中を押してくれるでしょう。
この人（世界）と新しい世界をつくりたい。
この人（世界）とひとつになりたい。
そのこころは、
ひとりだけでは見ることのできなかった
今までにみたことのない景色への原動力になっていきます。
おひつじ座満月に向かって
しし座で明確にした「好き」も
おとめ座で明確にした「祈り」も
「意味」も「理由」も越えていく。
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