サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編⑤ 幼魚の育成 の続き。
サンインコガタスジシマドジョウ 幼魚
孵化後130日目 全長50~60mm
孵化から若魚までの飼育水温 20-24℃
体もしっかりしたので親水槽へ合流させました。
餌も親と同じ。
若魚 孵化後130日目
自力で深い砂に潜れるようになりました。
ここまでくれば特に語ることもありません。
成魚と同じ飼育方法です。
サンインコガタスジシマドジョウ 母と子
親子で食事
両親と子
左奥:父
左手前:母
右2匹:子供
全長50~60mmになるまで半年も掛かりませんでした。
成長は速いです。
難しいのはオスの発情と稚魚期の奇形回避ですね。
受精率や仔魚の斃死については特に問題なし。
熱帯魚でいう「産ますのが難しいタイプ」ですね。
今回一番興味深かったのは、稚魚期の体型変化です。
ナガレホトケドジョウでは徐々に細長くなっていったのに対し、短期間でドジョウ体型になりました。
他のシマ・スジシマもそうなのか、ドジョウもそうなのか?
色々と分かったつもりが余計に謎が増えました。
だからこそ生き物は面白い。
飽きることのない世界。
おしまい。。。
サンインコガタスジシマドジョウ繁殖編⑦ 番外編 ドジョウにトゲが出る へ続く。