トミヨ編⑥ の続き。
今回は産卵です。
映像で見るのが一番分かりやすいでしょう。
トミヨ属淡水型 産卵シーン
オスがダンスをしてメスを誘う
オスがメスを巣に誘導し入り口を教える
メスが先に巣へ入り産卵
メスが出て行った後、オスが巣へ入り放精
オスが巣の中に頭を入れ卵を確認
この流れですね。
今回の動画ではダンスと卵の確認はありませんが、まとめ動画で出します。
産卵中はオスがメスの尾鰭付近を突いて産卵を促します。
巣の中の卵
一度に50-70個程度の卵を産む。
営巣と産卵は目立たない場所を好む
巣の中にうっすら卵塊が見えます。
水温が20℃を超えてくるとオスは徐々に巣の手入れをしなくなり、中の卵ごと放棄します。
22℃以上だと営巣自体やめてしまいました。
15-20℃が繁殖適正水温のようです。
トミヨの卵塊
左上辺りの仔魚が動きます。
オスが放棄した巣と卵
発眼した卵
放棄した巣から発生段階の違う卵塊がいくつか出てきました。
図鑑に「メスが代わる代わる巣を訪問し産卵していく」と書いてあるのが実感として伝わってきますね。
次回はオスの子育てです。
トミヨ編⑧ へ続く。
参謀長の飼育日記(トミヨ編 ③ トゲウオの攻撃性について考える)