昨日は”人生100年時代”の家づくりについて少し触れました。
65歳で引退し余生が15~20年あるとした場合・・
一番大切なのは「安心して快適に暮らせる持ち家」だと。
今日はパートナーについて。
定年退職で65歳、それ以降の人生は年金や貯蓄を切り崩してやっていくのが一般的。
つまり、投資でもしてない限り貯蓄は増えることが無い。
先行き明るくないですね~
昔は「奥さまは家で家事をする」のが普通で、それこそ正社員で働くということが
今のように普及していなかった(団塊の世代)。
現在、女性の活躍の場が飛躍的に広がり男性よりも稼いでる女性もいる。
そして世界的には【ジェンダー】平等という考えが浸透しています。
今まで、特に何もない場合は世帯主である男性が単独で住宅ローンを組んでいました。
おそらくそれが普通になっているからね。
しっかりと働き収入が安定している奥さまであれば、住宅の持ち分を分けて
住宅ローンも按分してなんてパターンも増えています。
だってご主人だけで2500万円の住宅ローン限度が
奥さまも一緒に組み込むことで3000万円とかになるのだから。
ただ、このように収入がある場合は良いです。
逆にそうでないと、余生15~20年を苦渋なく暮らすのは難しいと思いませんか?
老後の資金で2000万円以上・・そんな話題もありましたね。
はい、ちょっと計算してみませんか?2人暮らしの場合で。
アナタは
65歳で仕事をリタイアしました。
まだ住宅ローンの返済は10年あります。
(毎月10万円にしますか)
2人で生活するのに月30万円(10年間は住宅ローンも)
10年間、30万×12ヶ月 → 360万円(年間)
360万×10年で3600万円かかりますね。
(単純計算で)
住宅ローンが完済する時、75歳になってます。
85歳まで生きるとしましょう・・
住宅ローンは無くなったけれど医療費などが掛かってきますよね。
ということで毎月25万円が必要として
25万×12ヶ月 → 300万円(年間)
※月25万円あれば余力ある暮らしができます
75歳から85歳までの10年・・
300万×10年→3000万円
おっと、この単純計算で行くと
65~75歳 ⇒ 3600万円
75~85歳 ⇒ 3000万円
併せて6600万円も必要になりますね!!
退職金、企業年金が期待できない人(個人事業主など)は
実費でこれに近いお金が必要になりますね。
(控除、年金などは別として)
老後資金2000万円・・・だと
どれだけ苦しい暮らしになるか?計算するまでもなく想像できます。
とはいえ、、
貯蓄するとはいっても、子育てや住宅・車などで毎月の出費は減らない分
収支を増やしていく以外は方法がありませんね。
まとめると、家づくりとはそれこそ『一生涯、この家に住む』という方と
「いずれは売却をして・・」という方が居ると思います。
どちらも将来を考えてのことだし、どちらもありです。
ただ、、
資産価値はもちろん、人生の時間を費やす場としてどう考えるのか?
人生100年時代ですよ・・食事・健康・それに住まい。
健康で暮らすため、住宅での暮らし方がどれほど大事なのか?
今一度考えてみませんか?