今年に入り、弊社ブランド コンパクトハウス1000が
徐々にですが認知されはじめました。
『コンパクトハウス』
今では大人気の平屋。そしてコンパクトハウスという言葉が普及。
住宅カテゴリーの1つとして選ばれるようになりました。
【 福祉と家づくり 】
今年、弊社には大きな出会いが生まれ、様々な知識を学びながら
『本物の家づくり』を追及する1年となりそうです。
僕は、リフォームや新築を通じ、これまで学んできた知識・経験で
『○○が良いと思いますよ』とか
『○○な高さ・大きさが良いと思いますよ』とか
自分なりの解釈をもとに、お客様に合わせて進めているつもりです。
でもね、当たり前のように僕が進めていた住空間、、
これはいわゆる健常者に対してです。
というか、、障害者の方がどのような住宅を望むのか?は考えもいなかった。
介護リフォーム等で、いろいろ話を聞いて改善することはあるけれど、、
1から空間を作るとした場合、僕は考えてもいなかった。
また福祉住環境コーディネーターなどの資格で学んだ知識はあくまでも
世間一般的な部分でしかない。
障害は人それぞれまるで違うのだ。
今、僕が定期的にあっている彼、見た目はもちろん
至って健康な人物に見えるけれど、、
実は障害手帳を持っていて、福祉のNPOにも所属する。
福祉関係の大学で講演をしたり
様々な人脈を持つ。
これまで、、関りあるようで関りが無かった【 福祉 】。
今、福祉について僕は学んでいる。
いや、学んでいる言うレベルではなく
社会の福祉に対する事実を調べ始めてる。
来月、都内で活動している福祉関係のリーダーたちと会うことになった。
これまで、関わることがなかった人々と出会い
家づくりを根本から見直し、本当に必要とされる平屋を突き詰める。
『バリアフリー』なんてのは当然のことだけど、、
僕らの基準としているバリアフリーが、障害者の方にはバリアになっている。
それくらい、、
求めている部分が違うのだなと感じた。
視覚障害の人には大変ありがたい、道路などにある
視覚障害者用ブロック。
見た目は黄色く、踏むと凸凹があり通路だとわかる。
しかし、、、
それが車いすの人には大変大きなバリアになっている、、、
そんな事実、僕は知ることもなかった。
『便利・当たり前』なことは誰に対してもそうだとは限らない。
工務店が、、いや、にいはら工務店が出来ること。
それを確かなものにするため、新たな場に踏み出します。