表面を削るだけじゃダメ! トラブルを避け寿命も延ばせる「新品タイヤ」の慣らしとは | カタツムリどらいぶ~スズキ・スイフトスポーツ(ZC32S) 長距離通勤奮闘記~

24日のWEB CARTOPからです。

 

夏タイヤは80km/h以下で100km以上ならし走行をすべき!

 エンジン以外でも、新品の状態から動かす場合、ウォーミングアップ的に慣らしをする必要があるものは多い。足まわりやブレーキなどだが、タイヤも慣らしが必要とされる。タイヤの慣らしというと、表面をひと皮剥くというイメージがあるかもしれないが、それ以外はやり方も含めて、よくわからないというのが正直なところなのではないだろうか。そもそも皮むき以外にメリットがあるのかどうかもわからないかもしれない。

 

まず、やり方はというと、各タイヤメーカーの推奨があって、ブリヂストンの場合、夏タイヤは80km/h以下の速度で100km以上。冬タイヤは60km/h以下で、200km以上走るのを薦めている。けっこう大変なのだが、加えて急ブレーキや急ハンドルなどの急が付く操作は避けるよう、指示されているこれはどのタイヤメーカーでもほぼ同じで、日本自動車タイヤ協会(JATMA)での統一見解でもあるようだ。いずれにしても、ひと皮剥く以上の手間がかかると言っていい。

 効果としては、表皮が取れて本来のグリップが発揮されるというものがまずある加えて、これまでの減ったタイヤからいきなり新品になったことによる性能差に慣れるという、いわば心理面での効果がある。そして性能的には、タイヤを装着して走行、つまり回転することでタイヤ自体のサイズが少し大きくなるのだが、これを緩やかに行いホイールのリムと馴染ませることで、トラブル防止できるとのことだ。

 

以上はタイヤメーカーが発表しているメリットで、それ以外にも昔からよく言われるのは、タイヤ内部の繊維がゆっくりと馴染むことで、乗り心地がよくなったり、繊維の切れが防止できるので寿命が伸びるとも言われている

 やはりタイヤも慣らしをしたほうがいいのは確かなのだが、実際は速度を抑えて、100kmや200kmも走るのは無理なことも多い。その場合は、気持ちとして抑え気味に走るだけでも、効果はある。コーナーでもロールをあまりしないように心がけるなど、とにかくタイヤに無理な負荷をかけないようにするという意識が大切というわけだ。新品タイヤにしたら、ぜひ慣らしを励行してみてほしい。】

 

慣らしはよく言われていることで、確かに必要だと思いますが、どういう効果があるのかは疑問でした。

言われてみれば、これらは基本的に大切です。

タイヤも命を預かるところなので、慣らしも丁寧に考えたいものです。