15日の読売からです。
【日産自動車の2009年3月期連結決算で、本業のもうけを示す営業利益が赤字に転落する見通しとなったことが14日、分かった。
世界的な新車販売の不振と想定以上の円高で収益が急速に悪化した。
日産の連結営業赤字は、1999年に仏ルノーが資本参加し、現在のカルロス・ゴーン社長が最高執行責任者(COO)に就いて「ゴーン体制」となって以来、初めてだ。
トヨタ自動車と日野自動車も09年3月期の連結営業利益が赤字転落する見通しを発表しており、国内自動車業界の苦境ぶりが一段と深刻さを増してきた。
日産は08年10月に中間決算を発表した際、09年3月期の連結営業利益の予想を当初の5500億円から2700億円に引き下げたが、月内にも再び下方修正する。赤字幅は少なくとも数百億円規模に達する見通しだ。】
やはり、というべきでしょう。
これほど冷え切ってしまって、他社もそんな感じだから仕方ないでしょうね。
ただ、この人、一応先のことを考えていたんだなとわかりました。
借金づけで、車として売れないものばっかり作っていた10年くらい前の日産から、きちんといらないものを分別して、リストラしていたからこそ、トヨタほどではないにしても、ここまで抑えられたと考えるべきではないでしょうか。
まあ、トヨタみたいに役員クラスの連中に積極的に車を買わせるというようなことはしないでもらいたいですね。