ひとりサイクリング・帰京の一日はグダグダ、へとへと | 学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

いじめにあって不登校になり、父とホームスクーリングですごした女の子、ちゃりこが日本各地を自転車で旅をして、たくさんの人たちとふれあい、成長していった記録。腐りきった学校、卑怯な教師、そんなものは捨て去ってもいい。人の優しさ、親切、は学校の外側に必ずある。

高速バスでは輪行できないことを知って、普通電車乗り継ぎでの輪行に切り替えたちゃりこ父。

始発電車、6時仙台駅発の東北本線に乗るつもりでいた。

ところが、まずは4時20分にセットしておいたスマホのアラームがなぜか鳴らず、起きたら4時50分になっていた。

手早く支度して、まだ間に合うだろうと、ちゃりこも送りに出てきてくれる中、5時10分に出発した。

ちゃりこの見ている前でチェーンが外れるが、ほんの数秒で手早く直して、名残惜しみながら走っていく。

ところが、数分走ったところで、今度は酷いチェーンの外れ方をしてしまった。

二ヵ所外れたチェーンが、なかなか戻ってくれない。

時間に関しての焦り、痛む体を屈ませたり捻ったりでかなりの苦痛。

ようやく20分かかって直し、最早、東北本線始発には間に合わなそうになってしまった。

おまけに、体の痛みが倍増、スピードも出せなくなってしまった。

仙台駅着が5時50分。

体調万全であれば、分解梱包から改札口までダッシュして、奇跡的に間に合うこともなくはないけれど、今回は無理。

6時10分に梱包終了した。

さて、東北本線の次の普通電車は、7時。

考慮した結果、常磐線ルートで帰ることにした。

こちらの始発は、5時半だったけれど、次の列車は6時半発。

常磐線の水戸以北は、あまり利用したことがなくて、特に双葉、富岡、Jビレッジ、相馬等々には来たことがなかった。

東北本線よりもこちらのルートの方が乗り継ぎ回数が少なく、郡山等を混雑する時間帯に乗り継がなくて済むので、かえってよかったかもしれない。

原ノ町、水戸、土浦、上野で乗り継いで赤羽着が、1時40分。

気が緩んだのと、痛みが酷いのとで、組み立てに30分近くもかかってしまった。

帰宅が2時半過ぎ。

 

体の痛みはSOSクラスだけれど、ちゃりこに招待してもらった、ビッグイベントには涙、涙だったし、ひとりサイクリングの間にも、いろいろな出会いがあり、素敵な書店に巡りあえたりと、最高のゴールデンウィークになった。

 

そして、やっぱり、自分は世界一幸せな父親なんだろうな、と感じ、立派になっていくちゃりこに感動したGWだった。

 

改めて、

ありがとう、ちゃりこ……