ちゃりこと年末年始・二日目・タフガイちゃりこ(笑) | 学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

いじめにあって不登校になり、父とホームスクーリングですごした女の子、ちゃりこが日本各地を自転車で旅をして、たくさんの人たちとふれあい、成長していった記録。腐りきった学校、卑怯な教師、そんなものは捨て去ってもいい。人の優しさ、親切、は学校の外側に必ずある。

ちゃりこの帰省、二日目。

朝8時に起きて、サイクリングに行く気、満々。

朝食のパンを済ませて、8時40分には出発、私のほうが気圧されそうだ。

 

コースは、私が提案したいくつかの中から、ちゃりこがチョイス。

埼玉県の戸田、蕨、浦和、与野、大宮方面を走ることにした。

旧中山道エリアは、ちゃりこが高校二年生のときの夏の自転車旅行で、二人で走ったルートもあるし、寄らなかったエリアもある。

さらに、帰りには、見沼代用水を中心とした地域を走ることにした。

ちゃりこは初めて、私はひとりサイクリングで開拓したエリアもあるけれど、初めてのところもある。

資料館や庭園、古民家等、寄ってみたいところは、年末休業に入ってしまっているので、風景や樹木、神社を楽しむことになった。

お天気はよくて、青空に恵まれたけれど、午前中は寒いのが続いた。

 

板橋区内から、サザンカの赤い花があちこちできれい。

荒川を渡って、戸田市で、下戸田氷川神社。

蕨市で、旧中山道の宿場町、和楽備神社。

さいたま市の浦和エリアで、辻熊野神社、六辻水辺公園、狛兎の調神社、ラクウショウ並木の美しい別所沼公園、園内には立原道造のヒヤシンスハウス、やなせたかしによる浦和のうなこちゃん像、別所沼弁財天。

さらに大戸氷川神社、鴻沼川には鯉が泳いでいた。

与野エリアで、与野公園周りに、弁財天のいる御嶽神社、寿老人のいる天祖神社、園内のバラ園ではすっかり花がドライフラワー化してしまっていたけれど、それでも色とりどり、開いていた。

銭洗弁財天も。

大宮エリアに入って、武蔵国一宮氷川神社は長い長い参道から神門をくぐって夫婦クスノキ。

東へ進んで、芝川、見沼代用水エリアに入って、みぬま見聞館は年末休業中だが自然庭園にはオオムラサキが育てられているらしいし、ハンノキもあった。

旧坂東家住宅はもちろん休館中だけれど、茅葺きの外観は観ることができた。

見沼自然公園には、石造りの龍があり、ちょうど来年の干支だし、いい感じ。

見沼代用水沿いに走っていくと、NPO法人の作成した見沼龍が畑地の中に。体長10メートルはありそうな枝などで作られた立派なもの。

芝川でも、見沼代用水でも、カモの他にサギの姿もたくさん見られた。

氷川女體神社には、御神木クスノキと、幹に大きなコブを付けたタブノキが迫力。

西へ進んで、旧中山道から中山道で南下して帰宅。

夕方4時50分に帰ってきて、5時40分にはちゃりこは大学時代の部活の仲間との飲み会に出かけていった。

タフガイちゃりこ(笑)

私のほうも、疲れに負けず、お節料理の残りを買い揃えにスーパーはしごへ。

なかなか見つからなかった、さくらんぼの練り物をようやくゲットできた。

栗きんとん、生酢、煮しめ、お雑煮くらいは毎年作ってきたけれど、その他は安く買い物して、三段重箱を毎年埋めてきたちゃりこ父。

初めてさくらんぼの練り物を目にしたときのちゃりこのうれしそうな顔と「うわあ~」という声が忘れられずに、毎年必ず重箱の一段目の真ん中に詰めてきた。

年を重ねていって、さほど好きではなくなっているのをわかってはいるのだけれど、詰めるのをやめられない(笑)

寒い中、疲れのたまった体で、ママちゃりであちこち。

タフガイちゃりこ父(笑)

 

サイクリングを一緒にできるのも、今でもさくらんぼの練り物を探す気力があるのも、とても幸せなことだと思う……