ご訪問、ありがとうございます。
前回から3か月ぶりの更新となってしまいました。
今後もマイペースではありますが、
日本語教育、多文化共生、多国籍協働、コミュニケーションなどを軸に配信してまいりますので、
どうぞ、よろしくお願いいたします。
今回は日本語教師の方向けメール講座でご紹介している、
「まとめ教案」についてご紹介したいと思います。
こちらのメール講座では、
なかなか続けていくことが難しい日本語教師の仕事を
【楽しく元気に】続けるコツを8回の講座にまとめています。
(無料でお読みいただけますので、
よろしければこちらからご登録お願いいたします。)
その中で、長期休暇などを利用して「まとめ教案」を作っておくと
楽だと紹介しているのですが、
先日、「まとめ教案について具体的に教えてほしい」とご質問を受けました。
なので、お恥ずかしいのですが、
私が日本語教師デビュー間もないころにつくった、
『みんなの日本語Ⅰ・Ⅱ』のまとめ教案をご紹介いたします。
私の初めてのまとめ教案は、
なんとルーズリーフを紙ファイルにまとめたもの。
この利点は、
・取り外し可能
・追記可能
な点です。
(最近はエクセルでまとめることが多いです。)
中身は、
・課の目標
・新出語
・文型→導入、練習例
といった感じで、実際の授業を想定して作っています。
ご参考までに、25課はこんな感じで書きました。
(見にくいですね、、、すみません。)
こんな感じのラフな案を全50課分つくりました。
確か、教師になって初めての夏休みを返上して作ったと思います。
これを作った年の4月に教師デビューしたのですが、
1学期は前日に引き継ぎを受けて、それから教案を練るという、
今から考えると空恐ろしいペースで授業準備をしていました。
引継ぎを受けてから教案作りですから、
当然その日は寝る時間もありません。
内容も自分の担当部分を作るので精一杯で、
テキストの流れが全く理解できない状態で、
しかも寝不足の体調絶不調状態で、授業に臨んでいました。
当時の学生の皆さんには本当に、本当に申し訳ない授業内容でした。
当然ながら、へとへとになって夏休みを迎え、
2学期を無事に乗り切りたい!
健康に働きたい!
先にやっておいた方が楽ができるかも?
と言う自分のための理由で、まとめ教案を思いつきました。
そして迎えた2学期。
授業がすご~く楽しくなりました。
全体が見え、
担当部分のポイントがわかってきたからです。
初めて、学生の反応を確認する余裕ができました。
で、やっと私は
「授業って、学生のためのものなのね。」
「相手の理解を確認しながら進めるものなんだ。」
と言う、養成講座で散々教えていただいたことが腑に落ちたのでした。
以上、何ともお恥ずかしい教師デビュー時の私の現状と、
まとめ教案がうまれた経緯をご紹介させていただきました。
こんな私ですが、
現在日本語教師生活16年目、
楽しく元気にこの仕事を続けています。
皆さんに何かご参考いただけることがあれば、幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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