わからないと言える機会を作ろう | 【群馬県前橋市】日本企業で働く外国人のための日本語研修 あさみけいこ流日本語教師のススメ

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開国人活用トレーナーの浅見惠子(あさみけいこ)です。
ご訪問、ありがとうございます。

皆さんのお勤め先に、外国の方はいらっしゃいますか?

いらっしゃる場合、日本人が上司、外国人が部下と言うことが多いと思います。

上下関係の礼節は大切ですが、上の人が下の人に命令するだけでは、コミュニケーションとは言えません。

では、職場で外国人スタッフとコミュニケーションをうまくとるには、どんなことに気を付ければ良いでしょうか?

まずは、話す時は、相手の顔をよく見ることです。

この時、アイコンタクトが大切です。

目を見ていると、わかっているのかどうか、伝わってきますから。

それに、顔を見ながら話すと、気持ちも伝わりやすいです。

アイコンタクトの便利なところは、言葉以外がわからなくても、気持ちが伝わりやすいところです。

そのため、相手の理解を確認しながら話を進めることができます。

確認しながら話すことには、もう一つの理由があります。
それは、「わからない」と言える機会を作るためです。

外国人スタッフは慣れない職場環境で、不安もいっぱいです。
「わからない」と言ったら、怒られるかもしれないと思ったら、うかうか質問もできません。

相手に安心感を与え、わからないと言う機会を作るためにも、

・アイコンタクト
・理解の確認


を意識してみてください。

私は、自分が初めてプロとして教壇に立った時のことを、今でもよく覚えています。

その時、私は自分が授業することに夢中で、学生が理解しているかどうかまで、意識できていませんでした。

授業のために準備した内容をこなすことで頭がいっぱい。

学生が質問をするタイミングも作っていませんでした。

当時の学生には、本当に申し訳ないことをしたと思っています。

授業とは、教師と学生のコミュニケーションの場です。
そのことに気づいてから、学生との距離はぐっと近くなりましたし、彼らの日本語力も格段に伸びるようになりました。

わかってもらおう、と親身にコミュニケーションを取れば、真心は必ず通じます。

コミュニケーションは双方の努力で初めて生まれるものです。

相手が理解できていなければ、こちらもわかりやすい日本語を使おうとします。
すると、外国人スタッフはしっかり理解できるので、安心して働けます。

これを繰り返していくうちに、お互いに相手への理解が深まり、より難しい仕事に取り組めるようになります。

コミュニケーションは信頼を生みます。

ただ、外国人スタッフが最低限の日本語力を得るには、職場のスタッフ間の努力だけではどうしたらよいのか、、、

日本語を教えると言っても、どこから始めたらよいかわからない、、、

こんな時には、ぜひ開国語研修をご活用ください。
言葉の理解だけでなく、日本の就労環境が理解できるよう、アプローチしていきます。

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