日本から出なくても、心の開国を | 【群馬県前橋市】日本企業で働く外国人のための日本語研修 あさみけいこ流日本語教師のススメ

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開国人活用トレーナーのあさみけいこです。
ご訪問ありがとうございます。

さて、今回はだいぶ前の朝日新聞の投稿欄から思ったことの再投稿です。

この記事は、
まず10月6日の朝刊に、
「娘が妊娠して伝写内で誰にも席を譲ってもらえない現状を目の当たりにし、
冷たい世間を知った」という50代の主婦の女性からの投稿が
あったことから始まります。

この記事を受けて多くの意見が寄せられ、
それが11月11日の投稿欄に「どう思いますか」のタイトルでまとめられていました。

4通の投稿が紹介されていて、
このようなテーマでした。

・女性に優しい視点がない社会(30代 看護師の女性)
・もう日本人には期待していない(60代 無職の男性)
・役に立つマタニティマーク(50代 医師の男性)
・経験なく気づかないだけでは?(40代 文具店経営の女性)

現状に肯定的な意見もあるように思いますが、
周りへの優しい視点がない、
自分の国へのあきらめ、
マークを見ないと席を譲ってよいか躊躇する、
経験がないことには気づかない、、、

読んでいて、なんだか寂しくなってしまいました。

このようなことは
一人一人がもう少しおせっかいになれば、
もう少し心を開けば、
自然に気が付くことばかりではないでしょうか?

まず声をかけてみて、
手助けが必要かどうか聞いてみる、
この一声でお互いに楽になると思います。

「公共交通機関で妊婦やお年寄り、体の不自由な方が大切にされてない」

このことは外国から日本へ来た人の多くが口にすることです。

日本人は礼儀正しい民族なのに、
どうして集団になるとあんなにつめたくなるのか?

ほかの国から来た人は一様に
「礼儀正しく穏やかな日本人」と、
「公共の場で周りが見えていない日本人」が
同じ国民だと思えないとおっしゃいます。

私たちはこのことをきちんと心に刻まないといけないと思います。

少しのおせっかいで楽になること、
開けることはたくさんあります。

少しだけ顔を上げて、周りを見ていく。

外国へ行かなくても「開国」はできます。

毎日の生活からほんの一歩だけ踏み出して、
心を開国していきませんか?

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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