幼稚園のお便りから見えること | 【群馬県前橋市】日本企業で働く外国人のための日本語研修 あさみけいこ流日本語教師のススメ

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開国人活用トレーナーのあさみけいこです。
ご訪問、ありがとうございます。

さて、今日は先日卒園式をやりとげたばかりの我が家の6歳児が幼稚園からいただいてきていたお便りを読んで感じていたことを書きたいと思います。

娘は1歳半から5歳になる少し前まで、
大泉町の保育園に通っていました。

大泉町はご存じの通り、
日本一外国人率の高い町ですから、
保育園にもたくさんの外国籍のお友だちが通っていました。

先生の中にもブラジル出身の方や、
ポルトガル語が堪能な方がいらして、
多文化共生が自然に取り入れられていました。

保育園なのでそうだったのかもしれませんが、
お便り自体が少なく、
大切なことはお便り以外にも
入り口のホワイトボードに書かれていて、
翌日何があるのかすぐにわかりました。

しかし、先日卒園した幼稚園には
外国籍のお友だちはほとんどいません。

また幼稚園だからかもしれませんが、
細かい連絡が毎日たくさん書かれたお便りが届きました。

日によっては三枚くらい。

きちんと伝えてくださっていて、
ありがたいと思いますが、
時には読み落としてしまうことも…

いくらおっちょこちょいでも、
日本人の私です。
意味が理解できないと言うことはありません。
それでも見落とし、読み間違いはよくあります。

もし、外国籍の親御さんだったら、
日本語力以前に、このお便りの山は辛いだろうと思います。

私が知る限り、日本ほどなんでも紙媒体でお知らせする文化はありません。

教育機関はもちろんのこと、
行政、自治会等々、日本はお便り社会です。

お便り文化は後でも楽しい記憶がよみがえる、
素晴らしい文化です。

ただ、情報を伝えることが目的なら、
伝える内容を絞って、誰にでも理解しやすくする事も、
これからの多文化共生社会には
必要かもしれません。

こんなことを書いたのは、
昨日私が読み落として失敗したばかりだからなのです(T-T)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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