外国人労働者数、過去最高に！

開国人活用トレーナーのあさみけいこです。
ご訪問ありがとうございます。

ここ数日、日ごとに春の気配が感じられます。
皆さんのお住まいの地域ではいかがでしょうか？

さて今日は、先週厚生労働省が発表した、
昨年10月末までの「外国人雇用状況」届出状況まとめ
からみた今後の動向について書きたいと思います。

こちらによると、日本国内で働く外国人の数は3年連続過去最高の
907,896人に達し、前年同期比120,269人、15.3％の増加とのことです。

外国人を雇用する事業所数も、
152,261か所で、前年同期比15,208か所、11.1％の増加で過去最高となりました。

国籍別では、中国が最も多く322,545人（外国人労働者全体の35.5％）、
次いでベトナム110,013人（同12.1％）、
フィリピン106,533人（同11.7％）、
ブラジル96,672人（同10.6％）の順です。

地域別では東京、愛知、神奈川、大阪などの都市部が中心です。

群馬県でも外国人労働者数が、
平成26年の18,097人から、
平成27年の20,438人へと増加、

雇用する事業所数は
平成26年は2,490事業所から、
平成27年は2,731事業所へと増加しています。

産業別では、製造業が最も多く、外国人労働者数全体の32.6％ですが、
製造業の構成比は前年に比べて減少傾向にあって、
宿泊業・飲食サービス業や卸売業、小売業は増加してきています。

このことからも外国人スタッフの需要の伸びと、
必要とされる職種も拡大傾向にあることがわかります。

雇用形態は、依然として派遣労働者が多く、
204,907人（外国人労働者全体の22.6％）で、
前年よりも26,105人（14,6％）増加。

非正規雇用で調整弁としての活用がまだまだ多いことがうかがえます。

特にブラジルとペルー出身者の派遣労働者比率が高く、
それぞれ 54.5％、45.2%となっていました。

詳しくは厚生労働省のページをご覧ください。


このデータから見るに、
外国人雇用と活用の流れは、
今後ますます勢いを増すでしょう。

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