ご覧いただきまして有難うございます
久しぶりにフルートのレッスンについて触れてみたいと思います。
今、通って下さっている生徒さんは、
私のところでレッスンをスタートし20年以上続いている方をはじめ、これまでに沢山の先生にお世話になった後に縁あって来てくださる方など、大人の生徒さんばかりです。
大人の方には楽しんでいただきたいので、ご希望を伺って進めていますので、レッスンの仕方は個々に違います。
ただ一つ！必ずやっていただいているのが練習を始める前のロングトーン！
これは全員レッスンでも毎回聴かせていただいています。
これは美しい音色を奏でる近道でもあります。
音色が美しくなければ、どんなに速く指が動こうと聴きたくありませんよね。
美しいフルートの音色に憧れて始めた気持ちを忘れないで(諦めないで)欲しいです。
フルートを始めてン十年のベテランさんばかりですから、綺麗な音で譜面通りに正しく吹く事は承知されて努力していますが、その先はなかなか見えない。。。
習得するには時間を要することですが、音楽を楽しんでいただきたいので、曲のイメージを持って吹くようにお話をさせていただいています。
本を読む様に譜面を読む。と言ったらわかりやすいかも知れません。
本を読み進めると頭の中でストーリーが広がり、映像として浮かんだり、気持ちが明るくなったり沈んだり…
各々様々な解釈をしながら楽しみますよね。
例えば、
今日のレッスン曲は、
ヨハネス ドンジョン 作曲の「パン」
フルートを吹く方にはお馴染みの小品です。
パンはギリシャ神話に登場する牧神。
上半身は頭に角の生えた人間、下半身は山羊の様な姿をしています。
牧神なので、
羊飼いや羊達のいる景色が浮かびます。
森や野や広大な土地も浮かびますね。
土や草の匂い、ケモノ臭もするかも！
のどかな田園風景ですね〜〜
付点音符やスタッカートからは、
牧神や羊達が動く様子が浮かびませんか？
後半スラーが多くなると遊び疲れて休んでいるのかな？
小屋に戻って安堵しているのかな？
こんな風に生徒さんと一緒に想像(妄想⁈)し、話し合う事で曲の完成度が変わってきます。
作曲家が明確に曲想を伝えて下さっている場合は、この妄想はいけませんが、趣味で楽しまれている方には曲想が伝わりやすいレッスンではないかと思っています。
プチ情報がある時は、レッスン後のコーヒータイムに話題にしたりしますよ。
牧神パンを描いたフルート曲は案外あるんですよ〜
ドビュッシー シリンクス
ムーケ パンの笛
ルーセル 笛吹き達
オーケストラ曲にも！
ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
ラヴェル ダフニスとクロエ
などなど、パンにまつわる曲を紹介したりすると、熱心な生徒さん達は検索して聴いているようです。
この様なレッスンにご興味ありましたら、ぜひ、いらして下さいね！
【コンサート案内】
2019.3.2
「メタモルフォ」フルートアンサンブルコンサート
アルトフルートでご一緒させていただきます♫
2019.6.2
「むさしの会」
ウインドオーケストラのメンバーとして参加します♫
【グルーデコ・フルート教室Nene】
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気になる作品がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。
レッスンやオーダー、演奏のご依頼等お待ちしております。
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2017年 日本グルーデコ®︎協会主催
「グルーデコ®︎アワード」入選
2018年 スワロフスキージャパン主催
「CYSデザインコンテスト・デイリーアクセサリー部門」グランプリ受賞
