ザンビアでの宿泊は5日間。
決して長くはないこの日程の最後、一日フリー、友達は仕事で不在、という日に、やり残したことを!
動物たちに会いたくて、ロウワーザンベジ国立公園を目指すことに決めました。
ルサカから公園付近の宿泊するロッジまで片道2時間半程度ということで、友人が信頼しているザンビア人ドライバーさんにお願いしました。チューインガム味の不思議なドリンクを飲みながら出発です。
スーパーマーケットなどで見かける食べ物や飲み物は南アフリカ産の物が多いですが、これはザンビア製。
よく見ないと洗剤と見分けがつかないほどの、蛍光色のペットボトル飲料もたくさんあります。
結局、6時間かかってロッジに到着しました。
よ〜く喋る男性で言動が浮ついており、やや苦痛だったのですが(苦笑)途中から無言に。
「実は動物が怖いんだよね…」
「道がわからない」
ええーーー!!!
しかも電波がなくなり検索不可!
やーーーっと着いた!
さあ、ゲームドライブだーーー!!!
とフロントへ行ったら
「今日はやりません」
ええーーーーーーーーー!!!!!!
このために時間とお金をかけてきたのに、もちろん納得できません。
オーナーが出てきて話し合い。
「3人分お金を払うならいい」
いやいや、前もって確認もしていたし、そんな条件は聞いてません!
お互い引かず、暫く交渉を続け、最後はドライバーさんも援護射撃をしてくださって無事ゲームドライブをすることができました。
とても広い国立公園なので場所により見られる動物は違うと思いますが、私が行ったところは象やシマウマが望遠レンズでは収まらないほど近くにゾロゾロ。
3時間のゲームドライブを終え、山に沈む夕陽を見ながら、ザンビアの大地を想いました。
なにせ6時間かかったので(苦笑)翌朝は5時にロッジを出てルサカの空港へ向かいました。
車窓から見た朝日。アフリカの太陽の存在感には震えます。
ザンビアの印象は、のんびり。
今回直接目にした問題に、ゴミや電力不足、ストリートチルドレンがありましたが、素晴らしいところはなんと言っても、治安の良さでしょう。
これから様々な国を助け、良くしていく若き友人に希望を抱きつつ、私は私の力を信じたいと思いました。
旅をする度に、世界の広さと、そして狭さを見る。
何にもできないし、そして何でもできる。
小ささを知り、大きくなれる。
この星でできること、あといくつ?
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