近頃、香川では、

日中外に出ていると、

暖かいを超えて、

暑い日が数日続いたこともあり、


夏用寝具のご相談やお試しを

いただいております。



この時期からよく

量販店や、ホームセンター

通販などでも目にする


夏用寝具として人気の

接触冷感寝具。


接触冷感の寝具は、

確かに触れた瞬間冷たく、

快適に眠れそうな気がしますよね。



今日はそこについても

ねむたや的な見解を

お話しして行けたらと思います。


まず、接触冷感寝具

という名の通り、

あくまで、「触れた瞬間」に

「ひんやりして気持ちいい!」

ということが目的であるということを

知っておく必要があります。



つまり、

寝始めたとき、寝返りの時に

ひんやり感を感じたり、

皮膚表面の温度が下がることで

寝苦しさを緩和することが

目的になります。



これがあれば

体の熱をさましたり、

涼しく朝まで、

ぐっすり寝られる!ということが

保証されるわけではありません。







寝苦しくなってくる

これからの季節、

快適な眠りのためには


温度・湿度のバランス

重要なポイントになってきます。



寝苦しさを軽減するために使う、

接触冷感の寝具の中には、

吸湿性が問題になるものも

実はかなりあるのです。



吸湿性が良くない、ということは

汗をよく吸わずに

蒸れてしまうことにつながります。


私たちが

寝ている時にかく汗の量は

人によって、また環境によって

違いますが、


夏の季節、例えば熱帯夜だと

400〜500mlにもなるそうです。


一般的に寝ている間に

コップ1杯の汗、と言われますが、

それを200mlと考えたら倍以上、

ですよね。





いくら生地が

触った瞬間に

ひんやり、気持ちよくても

汗を吸ってくれなかったら?


極端ですが、

例えば、ビニールシートの上で

汗をかいて寝ていたら、、、


汗が溜まって、

水溜りのようになってしまうかも

しれません。






もし、

汗をどんどん吸っても、

それを放出してくれなければ??



寝具の中に湿気が溜まるだけになります。


寝具には湿気は大敵ですし、

湿気で重さや寝苦しさが

増した寝具では快適に休めません。



暑い季節は

室温の適切な管理も必要ですが、


寝具自体も、

汗をどんどん吸って

放湿してくれなければ

休まるねむり、どころでは

なくなってしまいます。



そのためには、

素材が大切になると

ねむたやでは考えています。


ここで、

接触冷感の寝具に使われている

素材をいくつかチェックしてみます。



ナイロン

ポリエチレン

ポリウレタン

レーヨン


などが主流になっています。



ナイロンを例に取ってみると、

素材の特性としては、

確かに冷たさを感じやすいのですが、

吸湿性が弱く、

蒸れやすいという点がネックです。


また、

ジェルなどが入ったパッドは

防水加工がされていることも多く、

こちらになると、

吸湿性はないと考えていいと思います。



吸湿性、放湿性が弱い寝具は、

寝苦しさだけでなく、

寝冷えにつながる恐れがあります。





ねむたやでは、


吸湿性、放湿性に優れた素材で

湿度を管理することで

ムシムシとした環境を無くし、

すっきりと快適に過ごせることを

目的にした寝具をおすすめしています。



 

例えば、こちら。

リネン麻のベッドパッド。

 

 

 

実は、これこそ

天然の接触冷感生地!


接触冷感と、

吸湿性、放湿性を兼ね備えています。





あとは、

接触冷感の機能はありませんが、

湿度コントロールといえばの

ひつじシリーズ!




 

ねむたやでも、

実際に触って寝てみていただけます。

 

ぜひ一度お試しください。