残りものには、過去がある | 北海道・最東端からの不定期通信<Part.2>

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『残りものには、過去がある』(中江有里/新潮文庫 令和4年2月1日 発行)。昨年12月21日に読了。
 
 
昨年10月、旭川市宮前の「コーチャンフォー旭川店」にて、「読書家で、熱烈な阪神ファンでもあるらしい中江有里。作家のイメージはあまりないなぁ」などと思いつつの購入。
 
清掃会社の2代目社長・友之と、同じ会社で契約社員として働く早紀を軸とした連作短編集で、その二人の披露宴会場が舞台。
 
出席者それぞれの視線で語られる過去が終盤で絡み合う。様々な仕掛けに気付かされて面白かった。
 
 
 
 
『残りものには、過去がある』(中江有里/新潮文庫)