切っても切れない関係

 

2000年に発表された調査結果で、

成人で何らかの不眠症状が見られる人は、

何%だったと思いますか?

 

 

なんと、21.4%ですって。

 

 

大人の5人に1人は不眠に悩まされている!

 

 

ちょっと、すごい人数・・・。

 

 

 

 

中京大学の2010年のレポートで、

 

ネガティブな反すうが大学生の睡眠に及ぼす影響

 

というものがあるんですけどね、

これによると、

うつの原因にネガティブの反すうが疑わしい。

と書かれているところがあるんですよ。

 

 

簡単に説明すると、

否定的なこと、嫌悪することを長期間、

定期的に何度も繰り返し考え続けると、

抑うつ的な精神状態になりやすいですよ。

 

ということなんです。

 

 

さらに、

ネガティブの反すうと睡眠の関係も明らかで、

寝るときにネガティブなことを考えていると、

睡眠の質が下がるんですって。

 

 

まあ、それはわかりますよね?

 

 

悪いことばかり考えたまま、

気持ちよく眠れるわけがない。

 

 

これはつまり、

 

寝不足が続くとネガティブ思考になるし、

ネガティブ思考が続くと寝不足になる。

 

ということで、

ニワトリが先でも卵が先でも関係なし!

 

ネガティブと寝不足は切ってもきれない。

ということですね。

 

 

 

性格と1日50000回

 

 

ネガティブ思考が続く人の性格の一例として、

完全主義や執着しやすい性格があるそうです。

 

 

 

ちなみに、人は1日に何回、

頭の中で独り言を言っているか知っています?

 

 

50000回と言われています。

 

 

1日に50000回も、

自分にネガティブなことを呟いていたら、

めちゃくちゃストレスですよね。

 

 

でも、先述した性格の一例は、

ちょっとわかるんですよね。

 

 

完全主義や執着というのは、

性格の問題とは限らないと思うんですよ。

 

 

 

 

 

ぼくは以前、開発の仕事をしていたんですけど、

製品化へのプレッシャーがすごくて、

就業中でも帰宅後でも頭の中は仕事のことだけ。

 

 

はっきり言って、

今なら100%パワハラ認定ワードを言われたのも、

1度や2度ではなかったんですよ。

 

 

そういう環境では、

「何とか成功させなければ。」

という気持ちと同時に、

受けたパワハラワードが何度も再生されるんです。

 

 

ショックな場面が無限再生されたら、

眠れるわけがないじゃないですか?

 

 

 

 

真面目だからショック

 

 

 

自分で言うのも恥ずかしいですが、

完全主義じゃなくても、

真面目に受け止め過ぎてしまう人だって、

ネガティブな反すうをしてしまいがちですよ。

 

 

あなたも、もしかすると、

ネガティブの反すうの原因は、

少しのミスも許せない性格や、

他人への嫉妬や怒りではなく、

唐突に他人からぶつけられた、

ショックな言葉や態度かもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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