みなさんは、牛乳を飲んでますか?
最近は乳製品の消費量が減っているとかで、
たまにニュースになっていますけど、
牛乳やヨーグルトなどの乳製品を毎日食べると、
眠りやすくなって睡眠の質も向上するそうです。
科学的な根拠があるようなのですが、
牛乳がどうして睡眠に効くのか見ていきましょう。
大学の研究報告
2015年に広島国際大学の研究報告に、
『朝食時の牛乳・乳製品の摂取が睡眠健康、抑うつ、不安軽減に与える効果』
というものがあります。
この研究では、大学生172人を対象にした調査で、
朝食時に牛乳もしくはヨーグルトを
1ヶ月間毎日摂取させたところ、
1ヶ月後に睡眠困難や眠気が優位に改善された。
とあります。
まあ、ヒラぺったくいえば、
牛乳かヨーグルトを1ヶ月間、毎朝飲んでみたら、
よく眠れるようになって寝不足が改善されたので、
昼間も眠くなくなった生徒が増えたよ。
ということですよね。
トリプトファンとセロトニン
ちなみに、
牛乳やヨーグルトが睡眠や抑うつに効く理由は、
トリプトファンという成分を原料にして、
セロトニンが午前中に作られるんですって。
セロトニンは、
天然の抗うつ剤とも言われるくらいで、
それが精神状態をよくすることで、
睡眠の質が改善されたり、
落ち込みがちな気分が改善するんですって。
思い当たるエピソード
j-milkでも2016年に、
同じような研究報告がされています。
こちらでは、
ソフトドリンクをよく飲む人と、
牛乳をよく飲む人との比較もありますね。
ソフトドリンクがカルピスだった場合はどうなのか?
ということは野暮なので言いませんが、
やっぱり牛乳を飲む人は睡眠の質が良いようですね。
そういえば、あるあるの話で、
背の高いタレントやスポーツ選手で、
「どうしたら背が高くなるのか?」
って聞かれる場面あるじゃないですか?
そのとき、
「食事の時はいつも牛乳を飲んでいました。」
って答えるのを聞いたことありませんか?
あと、そう答えた人って、
けっこうよく寝ていて、
「毎日8時間は寝ていました。」
場合によっては、
「毎日10時間くらい寝ていました。」
って答えていたと記憶しているんですね。
ぼくはこの手のエピソードを聞くたび、
「そんなに眠れるなんて、嘘だろ・・・。」
と思って信じられなかったんですよ。
でも、研究を読んであらためて考えてみると、
牛乳を朝から水代わりで飲んでいたら、
毎晩よく眠れたのも理解できます。
さらに、
人は寝ているときに成長する。
というのも良く聞きますよね?
それならば、
背がよく伸びたのも納得できます。
ああ!!
子供のころ、毎朝牛乳飲めばよかった!
毎日コツコツと続けてみる
今回は、
牛乳やヨーグルトで睡眠の質がよくなる理由
についてまとめましたが、
ぼくは牛乳は正直苦手なので、
いまから始めるとしたらヨーグルトですね。
牛乳は薬ではないので、
毎日コツコツと続けて、
最低でも1ヶ月後から効果が出るかな?
という気の長い話にはなります。
でも、
薬には依存や副作用のリスクもあるので、
牛乳でお腹を壊す体質でないのなら、
朝の1杯をコーヒーから牛乳に変えてみる、
もしくはコーヒー牛乳にしてみる。
というのはいかがでしょうか?
牛乳が嫌いなら、
ヨーグルトを食べるのもいいですね。
いっそのこと、
毎日、アイスクリームを食べるっていのも…。
いいねえ!
いや、乳製品はアレルギーもあってムリ!
という方は、ハーブティーという方法もあるので、
またあらためて紹介しますね。
今回はここまで!
いつも言いますが、
ぼくは長年の睡眠不足が原因で、
3年間も人生を棒にふることになりました。
人生を何年も棒に振ることになる前に、
あなたは睡眠習慣を見直してくださいね。