1度挫折した指の尋常性疣贅(ウイルス性イボ)。
この子との戦いは第二戦に突入しました。
第一戦は病院で液体窒素で焼き、漢方のヨクイニンを処方され、それを飲んでいましました。
ですが肌荒れがどんどんひどくなり治療にも何度も通わなきゃいけないという煩わしさにもうんざり。水彩絵の具のような匂いのフェノールという塗り薬も気持ちが悪くて病院には行かなくなりました。
ストレスも重なっていた時期で、フェノールで枯れてきたイボを思わず引きちぎったのですが、出血して、芯が取れたような気がしたのに一回り大きくなって完全復活。
その時イボのしぶとさを思い知りました。
ところがある日、何気無く考えたのです。
液体窒素による低温火傷が治療方法なら
高温で火傷させるのも同じじゃないのかと。(良い子は真似しないようにね。)
あとで調べたところ、どうやら液体窒素の低温火傷治療を採用する理由は安全面にあるようです。
高温火傷は皮膚の温度が戻りにくいのに対し低温火傷は温度が戻るのが早く、焼き過ぎないんだとか(本当でしょうか)。
高温火傷は皮膚の温度が戻りにくいのに対し低温火傷は温度が戻るのが早く、焼き過ぎないんだとか(本当でしょうか)。
けれど私的にはこの論理で、かえって高温で"根性焼き"をする覚悟ができました。どちらにしても火傷させることに変わりはないということですから。
ウィルスが働きかけている皮膚の細胞ごと叩こうということなんでしょう。もし高温ヤケドを絶対やってはいけない理由を知っている方がいたら教えていただきたいです。(もうやっちゃったけどw)
で。焼きを入れるアイテムがこちら。

鉄キュウリです(笑)
鉄玉子の仲間で、やかんやぬか床に入れ鉄分を補給するための商品なのです。
偶然ですがヘタの部分がちょうどイボの大きさとぴったり。しかも平ら。これはイケる!
(繰り返しますが、良い子はマネしないように。)
ストーブにのせてアツアツのところでトングで挟んで・・・ジューっ!
イボが盛り上がっているので1秒くらいは我慢できましたが、あつっ!と感じた時点で離します。(水ぶくれにしてしまうと日常生活に支障ありそうなので。)まずは表面をカリッと焼き、ミディアムレアを目指します。
不透明なピンク色だったイボは
茶色味を増してやや透明になりました。
そしてぽこぽこしていた表面は少し潰れたように平に。
根性焼き前がなくて申し訳ないですが写真は焼き後です↓

何度かジュッと念入りに焼き
そのあとは閉塞治療作戦に切り替えます。
ダクトテープを貼ってとにかく水や空気に触れないようにし続けるとイボが消えるというアメリカかどこかの研究成果があるそうで。(ス⚫︎ーエムのまわしもんじゃないの?疑)
ダクトテープを持っていなかったので、作品梱包に使う梱包用ガムテープを代わりに貼りました。その上から防水フィルムの絆創膏を貼ります。パッドがないタイプです。
水にぬれて剥がれたりしたらはりかえます。

3日ほど貼り続けていたら、こんなかんじになっていました!↓

イボが悲しい顔になってる!!!
これは勝てるかもしれません。。。
密閉していたせいかふやけて白くなり
痩せた皮膚に隙間ができていて、表皮の下に見える新たな血管(イボはその新たな血管から酸素と栄養を取り込むみたいです。)
それが目鼻口みたいになってみえます。。
ダクトテープ作戦が効いてるのか根性焼きが効いているのか正直わからなくなってきた...。
根性焼き後、窒息させてからの袋叩き。
30歳にして極妻デビューです。
「決着は、わてがとらして貰います!!」
さてさて。このあとどうなっていくか。
ダクトテープ作戦の最後にはイボがポロリと取れるらしいのです。
わたしも見たい!ポロリの瞬間!
今回は本気で治したいので時間はかかるかもしれませんが頑張りますよ。

イボとの戦い2はこちら