好きなことは仕事にしない | Saishoku==彩色==

Saishoku==彩色==

ことばをさがして


今、好きで得意なことが天職とは限らない。
苦手だと思っていることのほうが、一生懸命やるし、
過酷であり、駆り立てられる。

とは、先生が言っていたこと。
先生は人前で話すのが苦手だといっていた。
でも、その先生はものすごく語彙が豊富で、
ものすごく頭の回転が速く、その話は刺激的で
傍からみると天職に見えた。

私も前の仕事は、自分では苦手だと思っていた。
大雑把で、楽観主義で、放任主義な自分が、
正確で、気が利いて、きちんと見通しをつけることが必要な
仕事をしていた。

確かに、苦手だ、とずっと思っていたから、
かなり(自分の基準だけど・・)慎重だった。
そしてかなり、気を張っていたと思う。
残業をしない人、と思われていたけど、
どちらかといえば、できなかった。体力的に。
なので、残業をしなくて済む様に、仕事をした。

今でも苦手だと思っているし、
次は他の仕事がしたいと思っているけど、
確かに、「仕事をする」という上では良いことだったのかもしれない。
と初めて思った。

好きなこと、得意なことは、
こだわりがあるだけに、いつか、飽きるかもしれない。
兎角、今の時代は流れが早い。
自分の好きなことがいつか、色あせてみえるかもしれないし、
歳を重ねたら、見方が変わるかもしれない。

飽きずに、一生懸命頑張らざるを得ないのは、
苦手な仕事の方であり、
その仕事を客観的に、冷静にみられるのは、
嫌いだからゆえの部分もあるだろう。

そして、一生懸命やったほうが
得るものが多いことは、確かである。
疲れるけどね・・・
飽きっぽい人(私のように)には
そのほうがいいのかもしれない。

けっこう大きな発見でした。