みんなに助けてもらった「十猫十色展」 | 「猫やとらじ」の十猫十色

「猫やとらじ」の十猫十色

山梨県甲斐市 竜王駅から徒歩12分 猫雑貨のお店
イベントを企画したり、猫も作ったり
社長「とらじ」をはじめとする5匹の猫と店主のおはなし

 

しんしんと降る雪・・・と言いますが

雪は、さんさんと・・・とは、言わないのでしょうか

「十猫十色展」最終日の今日

思っていた以上の雪降りになりました

屋根や駐車場の車は、徐々に白さを増しているのですが

車が通るたびに、聞こえてくるビシャ!ビシャ!ビシャ!という音が

「しんしん」ではなく「さんさん」という方が

なぜか、しっくりくるような気がして・・・・・

 

こんなことを、ぼーっと思いながら

午後に入ってから、開店休業状態になろうかと思う店で

PCに向かっています

 

「十猫十色展」は、

平成26年・・・

山梨で一晩で1メートル以上の積雪を経験した2014年から

・・・そう、あの時も、ちょうど「十猫十色展」の開催中だったのです

なぜか、雪に縁がある企画展となりました

 

去年までの数年は、搬入日に雪が降り
雪国育ちの運転へっちゃら店主が

参加されるみなさんの作品を受け取りに出かけたこともありました

去年は、何度も何度も雪かきをしながら、駐車場を作りました

 

今年は、お天気も良く

無事に、開催できました!!と、よろこんで迎えた初日だったのに

見事に、最終日に縁を結びました(苦笑)

 

徐々に窓から見える景色が白くなってきました

 

 

「十猫十色展~ねこはいつもわたしと共に~」

まずは、開催ができたことに心から感謝します

参加してくださった作家さんに、お店のみなさん

そして、ご来店くださった多くのお客さまのおかげです

 

毎年開催にあたり、前年の12月初めころには

準備を始めていくのですが

今回は、かいちゃん、らいくんを立て続けに見送た12月

もう、どうにもこうにも、気持ちが付いていかず

十猫十色展の開催を見送ろうと思っていたのです

 

そんな折

十猫十色展を楽しみにしているお客様のお声や

小さくてもいいから、やりましょうと言ってくださった作家さん

猫やとらじを猫でいっぱいにしましょう~!!と声をあげてくださった作家さんたち

もちろん!と、快諾をしてくれたお店やキッチンカーの方々

 

みんなに助けられた・・・・と

ひとりで泣いた夜がありました

 

いつものことを、日常の出来事を

普通に動けることが普通に動けないことを経験した12月から

(そうには見えなかったと思うけどねww)

みなさんの一言ひとことで

動きだそうとしている自分がいました

 

そして、地元テレビの取材のお話をいただき

「十猫十色展」開催前日に、ご紹介をいただきました

そのおかげもあって

今回は初日からたくさんのお客様にご来店いただきました

 

開店休業だと半ばあきらめ気分の今日も

雪降る中、ぽつり・・・ぽつり・・・と店の扉が開き

「テレビ見て来ました!」と、お声をかけてもらうほど反響がありました

 

2024年「十猫十色展」は

関わってくださったみなさんのおかげで開催出来ました

 

あと、1時間で最終日も終わります

 

今年のこの店内は、今年だけのもの・・・・

もう一度、ゆっくりとみなさんの作品を見ながら

店主にとって、いろんな意味で忘れられない「十猫十色展」を刻みます

 

 

 

余談ですが・・・

 

今回、テレビカメラが店内に入った時の

らおうの怖がりや、この世の終わりのような鳴き方をしたとらじ(苦笑)

 

当店に、カメラが入ったのは過去、何回もあって

そのたびに、えんちゃん、かいちゃん

そして、らいくんだって、ゆれゆれしながら・・・

ちゃんとパフォーマンスをしていたのに

みんな、虹の橋のむこうで、今回の様子を大笑いしていたよねww

 

っていうか、今回のテレビ取材は

かいちゃん&らいくんから

店主へのプレゼントだったのかもしれないな

 

「ぼくたちからの贈りものです」

そう思ったら

泣けて・・・

泣けて・・・

泣けて・・・・

 

 

余談ですが・・・・