ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険』ファントムブラッドーその宮野真守ー | ねこもふ

ねこもふ

タイピング劣化防止ブログ
パソコンからの投稿です
自分語りボヤキの墓場です
絶賛ばかりじゃないので閲覧注意

今回はディオ・ブランドー役の宮野真守さんにフィーチャー致します

 

舞台全般についてはコチラをどうぞ

ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険』ファントムブラッドーその1ー

鑑賞後第一報はコチラ

ジョジョとか

 

ディオと云えば

「さすがディオ!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ

そこにシビれる!あこがれるゥ!」

当然できない事とは卑劣で外道な事なのですが

このミュージカルでは人間をやめる前の少年ディオがまさに

母を思いやる憂いある人物としてきちんと描かれている

1幕の主役はむしろディオなのでは?と思えるほどにである

そしてその人間ディオを宮野真守が丁寧に繊細に演じている

繰り返し現れる父ダリオの亡霊に脅され惑わされやがて・・・

この1幕で多くの方が原作では感じられないほどにディオに対して

思いを寄せるであろうと感じた

そして「おれは人間をやめるぞ!ジョジョーーーッ!!」

もうあの少年の日のディオはいない

打って変わって宮野の狂気の演技が炸裂する

宮野真守がディオ役に選ばれた時から宮野を知る人は

声優宮野真守の演技は想像できても生身の宮野真守がどう演じるのだろうか?

興味が尽きなかったと思う

そしてそれは私の想像を超えていった

うわー宮野いやディオいっちゃってるよ!

ここに三次元のディオが爆誕したよ

 

歌唱はミュージカル歌唱というよりも日頃のアーティスト活動に引っ張られるせいか

王道の別府哲也さんに比べるとちょっと言葉が聞き取れない部分があったかな?

でもダークなロック調の歌唱というなら正解かも

スピードワゴンもラップだし席が前の方だったからバンドの演奏も近くて

聞き取りにくかったのかもしれない え?席のせい?私の耳のせい?かもかも

ジョジョとのアクションやワイヤーアクションなどは

40歳とは言えライブ等でダンスなど鍛えているのでキレキレで素晴らしかった

ジョジョがセリフを言ってる時だったかなバックのセットのところで

クネクネ踊ってたのがちょっと笑えた(笑う場面ではないw)

 

そして今回初めて知ったのが

『宮野真守はジョジョのオーディションをディオ・ブランドー役で受けていた』

いやアニメジョジョの第一部は2012年と12年前なので当時28歳で主人公ボイスを

主流に演じていた宮野だったらジョナサン・ジョースターだろと思うし

ディオというよりもジョジョだろと思う

(でアニメ版は興津和幸さんだったのですが正直宮野よりも興津さんかな)

その時のディオにはご縁が無くてご縁があったのが子安武人さん

子安ディオには誰も勝てないだろう

ホントに心の無い強い熱く冷たいディオは子安さん以外いないと思う

原作ファンもこれぞディオと子安さんの演技に満足していたと思う

それをミュージカルで同じ声優業のそしてアニメのキャラとしては

子安さんとは違うタイプのキャラを演じてきている宮野真守にどう期待したのだろうかな

しかしこのミュージカルを見てくれたらこのディオもディオなんだと

感じられたと思う

 

しかし6部まで作られたジョジョアニメに宮野真守が脇役でも登場してないことに

驚いた人はいただろう

この先に作られるジョジョアニメにはきっとディオの面影なく別キャラを

巧みに演じるかもしれない

あまりジョジョに詳しくないのですがディオに繋がる人物とか?(ややこしくてよくわからない)

どうなのかな?