ブルーハーツなグリーン  | nekotowerのブログ 音楽大好き

nekotowerのブログ 音楽大好き

アコースティックギター
スピッツ
ライブレポ
算命学など東洋占星術

今回の話はポジティブな内容ではありません。

職場にメンタル疾患の人がいるのは、今や珍しくないようですが、私の職場にもいます。

その人は出勤したり休んだりを不定期に繰り返しています。

個人的にメンタル疾患の人の勤務は、そんなこともあるだろうと思っているし、人によっては、本人の意思や主治医の診断で長期に休むこともよくあるようです。

実際に休んでる人の代わりに、今いるメンバーでフォローしなければ仕事は進まないので、私も含めて肩代わりしています。

負担が増えるのは嫌だけど、何とかやりくりしてやるしかないし、自分を守るためにイエスマンにはならない。

こういうことは困ったり辛いこともあるけど、起きてしまったことだから仕方ない。
誰のせいでもない。

だけど中には、その人が仮病を使っているとか、責任感がないと言い、こういうことになったのは、休んでる人の責任だと話す人がいます。(本人に言っているのではない)

それを聞くと、個人的にとても違和感があります。

だって、メンタル以外の疾患なら、具合の悪い人を仮病だと言って責めたりしないでしょう。

お大事に、って声をかけたり、回復を願ったり、組織としても対策を練ろうと腰を上げるだろう。

でも、休んでる人を責める人の気持ちを考えると、疲労感やストレスで弱気になってたり、苛立ちや不安感があって、気持ちに余裕がないんだと思う。

それはその人のせいではない。
だけど休んでる人のせいでもない。

ブルーハーツのトレイントレインの歌詞を思い出します。

弱い者たちが夕暮れ
さらに弱い者を叩く
その音が響き渡れば
ブルースは加速していく

これは少年たちだけの話じゃないのだった!

弱い人がさらに弱い人を責める。
何の解決にならない。
ネガティブなミルフィーユができあがる。

今のままでは、真面目に仕事に励んでいる人たちの心も体も蝕んでしまう。

人は一人では生きていけない。
社会は人が支え合って
持ちつ持たれつで成り立っている。
関わり合ってはじめて生きていける。

トレイントレインの歌詞は続く。

栄光に向って走る 
あの列車に乗って行こう
はだしのままで飛び出して 
あの列車に乗って行こう

土砂降りの痛みのなかを 
傘もささず走っていく
いやらしさも汚ならしさも 
むきだしにして走ってく

聖者なんてなれないよ 
だけど生きてる方がいい
だから僕は歌うんだよ 
精一杯でかい声で

見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ



音楽はやっぱりいつも寄り添ってくれる。
立ち止まったり、道に迷っても
帰る場所を、向かう道筋を示してくれる。

歌う声や楽器の音やリズム、そして演奏する姿をを見せてくれることで、活力をくれる。

私は音楽とともに、人とともに生きていく。
No music, no life!ギタードラム飛び出すハート



メンタル疾患に対していろんな人に理解が深まってほしいし、誰にでもなる可能性があるという認識が広がってほしい。

職場としては、メンタル疾患の社員が復帰できるように、支えられるように組織的に行動すべきだし、ぜひそうしてほしい。

働いている人を大切にしてほしい。
お互いに大切にしていけるように。

上手くやれよ、だけでは上手くやれない。

個人的には
そんな空気には抗っていこうと思うのです!
そしてその先には…!

今芽吹いたばっかの種 
はじめて見たグリーンだ
憧れに届きそうなんだ 
情念が 脳内の 火焔土器に
あふれているよ あふれているよ