前回は子丑天中殺の全般的な説明をしましたが、今回は子丑天中殺の2年間の最初の年、2020年(2020年2月4日〜2021年2月2日)を振り返ってみようと思います。
庚子 2020(令和2)年2月4日~2021(令和3)年2月2日
天の気をあらわす庚は、金性の陽。
SPITZ JAMBOREE TOUR 2019-2020 “MIKKE”
のツアー中で、3月下旬から7月半ばまで全国各地を巡るホールツアーの予定でした。
3月の半ばに会場毎に公演延期とチケット払い戻しのお知らせ。
5月15日
YouTube公式チャンネルで『スピッツ横浜サンセット劇場版』が期間限定公開。
5月31日
毎年恒例のスピッツ夏イベント開催見送りのお知らせ。
6月26日
配信シングル『猫ちぐら』リリース。
メンバー4人がリモートで収録した音源。
7月18日
TBS『音楽の日2020』出演。
10月12日
東京ガーデンシアターでの一夜限りのコンサート開催決定。
11月26日
『猫ちぐらの夕べ』コンサート。
12月21日
映画『スピッツ コンサート 2020 “猫ちぐらの夕べ”』配信開始 〜2021年1月31日
2021年1月4日
TBS NEWS23 エンディングテーマとして、新曲「紫の夜を越えて」が放送開始
表現者であるスピッツにとっては、
斜め方向からの道が
待ち構えていようとは
(猫ちぐら)
の年だったと思います。
ツアーが出来なくなり、おそらくメンバーが会うことも激減したことでしょう。
猫ちぐらの夕べで語っていましたが、ロックミュージシャンとしてのアイデンティティも揺らぎ、苦しかったことでしょう。
それでも、劇場版のライブ映画の配信や、新曲を届けてくれたり、場を同じくして直に音を届けるコンサートを開いてくれたりと、スピッツのあるがままを届けてくれたことがとてもうれしかったです。ありがとうございます。
個人的なこと
猫
2月24日は、虹の橋を渡った猫のみーすけの初めての命日でした。
みーすけとの出会いの場所に出かけました。
10月10日には、おかきも虹の橋を渡りました。
おかきの葬儀で出会ったセレモニーの方に、四十九日までの七日ごとの節目の過ごし方を教えていただき、やってみたことで、魂の慰め方、お別れの仕方を教えてもらえたことが、とてもありがたかったです。
またおかきのことを話して、故猫を偲ぶことができたのも慰めになりました。
人と話すって大事。
ライブ
前の年までは、 sayaさんのライブのほかに、アイリッシュ音楽、北欧音楽の演奏を毎月のように聴きに行っていましたが、2月、3月くらいに激減して、緊急事態宣言後からはほぼ無くなりました
音楽家の方たちが試行錯誤されて、会えなくても音楽を楽しめるようにと、配信ライブをしてくれました。
sayaさんはオンライン配信ライブと、リアルのライブを、時期をずらして並行して行ってくれたり、YouTubeチャンネルを立ち上げ、1970年代以降のポップスのカバーを毎週公開したりして、とても励みになりました。
スピッツのリアルライブは行けなかったので、TV出演や映画化された11月の猫ちぐらの夕べを何度も観て楽しみました。
ギター
天中殺なのに、エレキのけーたんとユニット「棘丸」を結成。
8月のギター教室の発表会に出させていただきました。
Facebookで繋がっている音楽家の方が、4月に毎日演奏動画をYouTubeに上げているのを見て、その方の真似をして、毎日ギター練習動画を撮って、Twitterや Facebookに載せていました。
100日まではほぼ毎日。
上げることが目的化してると気付いたので、その後は気が向いたらしています。
ギター教室!
音楽関係がクローズしたり、オンライン化する中、ギター教室のレッスンは従来通り対面でしていただけました。
もしオンライン化に移行してたら、モチベーションどうなったかな?と思わなくもないし、このご時世でも従来どおりにレッスンしていただけて、本当にありがたかったです。
また、先生はオンラインだったり、参加者入替制のオープンマイクや発表会をしてくださったのて、ずっと途切れることなく、続けて来られたのもとてもうれしかったです。
運命学・算命学
以前から算命学を対面で勉強していましたが、会場が借りられなくなって、勉強会が行われなくなってしまいました。
勉強するなら、楽しくしたい、という気持ちもあり、11月から根本沙璃さんのところで運命学を勉強し始めました。
仕事・その他
3月から仕事ではかなり影響を受けて、翻弄されると感じたこともありました。
在宅勤務を経験して、ふだんの仕事のやり方や環境を見つめるきっかけになりました。
幸い人間関係はいろいろ恵まれて過ごせたかな?
猫がいなくなったこともあって、精神的にかなり不安定になりました。
大事な人にイライラしたり、算命学の鑑定を受けたりしました。
これも周りの人達に恵まれて、この年を無事に越せました。
)
各種SNSで、知人友人たちがいろいろ議論し合っているのを多く目にしました。
時にそれは議論に名を借りたマウントだったり、鬱屈した感情をカウンターにぶつけてるように見えたことも。
公を語る中に、満たされない心があると感じた時、本当に難しいと思いました。
人のことはそう感じるけど、自分もそうなってるかもしれないし、冷静でいられなくて気付きにくいこと。
そういうものを目にして、かなりザワザワしたのですが、一方でお互いの気持ちを思いやるコメントや、誰かの喜びに寄り添っていたりするSNSも同時に見ました。
自分のご機嫌は自分で取ろう、居心地のいいことを選んでいこう、自分は自分の味方だと思うことが増えた年でした。
そして、家族も自分も健康でした。
それだけでもありがたいですね。
天中殺の影響
天中殺に避けるべきこと(転職・起業・結婚・転居etc.)をしないようにしていました。
猫がいなくなった時、寂しい心を心配して、猫を飼ったら?と勧めてくれたり、猫ちゃんを紹介してくれた人もいましたが、新しい家族をお迎えすることになると思ったので、これはしない方がいいと判断しました。
悲しいこともあったけど、それだけに嬉しいことがあったと思いました。
苦しいことばかりが起きて辛い、天から見放された気持ちにはなりませんでした。
それよりも楽しいことや新しい発見も多いと感じました。
めっちゃ長!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。