備忘録② 病院に行くぞ!となるまで | 小児がんサバイバー記憶を辿る

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17年前の記憶を頑張って思い出すがんサバイバーによる備忘録
2024年5月から、甲状腺の腫瘍と診断されたためそちらも気ままに書いていく

こんにちは!

また日が空いてしまっていますw

 

日々限られた時間の中でブログを

毎日更新するのって大変なんですね💦

3日に一度更新するのがやっとなペースです泣き笑い

 

 

私の住んでいるところでは

明日雪の予報です

 

私の地元は山に囲まれている盆地地帯なので、

毎年まぁまぁ降ります…!

 

 

今から明日の雪かきの心配で憂鬱です不安

路面が凍ってスリップすることとか

通勤時間帯の道路が大変渋滞することとか

そんなことより雪かきが大変憂鬱です!

 

 

そんな大変憂鬱な気分なのですが、

本日も備忘録更新していきますので、

宜しくお願い致します爆笑

 

 

 

 

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前回の弱い頭痛は、その日だけのものでした。

 

しばらく(1,2週間ほど)はまた何事もなく過ごす日々が続きます。

 

 

 

ですが1か月経たない内に

またあの頭痛がやってきたのです。

 



前回とほぼ同じような時間・状況で頭痛が始まりました。

激しい運動をした後、気づいたら痛みがあります。

 


ですが前回に比べ痛みが強くなっていて、

ズキンズキンと脳が脈打っているような感覚が共にある。

あと、なんとなく感覚的に頭の右側が痛みが強いかな、、、?とも感じました。

 



さらにこの日から頭痛はほぼ毎日続くようになります。

決まって部活終わりの夕方から始まり、1・2時間ほど続きます。




さすがにこのあたりから母には頭痛があることを伝えていたと思いますが、


頭痛があることがすでに日常化してしまっていて(!?)


私も毎日母に報告するわけでもなく、

母も偏頭痛だろうと特に気にしていなかったと思います。









そんなある日、学校で集会が行われました。

何の全校集会だったかは覚えていませんが、

残暑の残る暑い日でした。



蒸された体育館で、室温はかなり上がっていたと思います。

生徒全員が体育座りで座って校長先生の有り難ーいお話←

を聞いていた時です。





急に鼻血が出ていることに気づきました。





気づいたきには、自分の座っていた場所に

ちょっとした血だまりができているくらいに、

出血していました🩸



私は気づいた時、焦りと羞恥心で

その場から消え去りたくなりました笑

というのも、自分の斜め前に

当時好きだった男の子が座っていたからです!


絶対に見られました、人生で経験したことのないすごい量の鼻血のうえ、垂れ流しを好きな子に見られたショックで

思春期真っ盛りな私はパニック状態です🥺笑



その時ハンカチもティッシュも持っていなかっため、

必死で床にできた血だまりをなんとか誤魔化そうと

自分の運動着の袖で鼻を抑えて

もう片袖で床の血を拭いたりしましたが笑




出血が止まらなかったため、諦めた私は

近くの先生にお願いして体育館の外で

休ませてもらうことにしました。




鼻血がでたのは、体育館で長時間蒸されたからだと思って

特に気にしてはいませんでしたが、面白話として母には報告しました。









鼻血事件の後だと思います。

ある日急に口が半分しか開かなくなりました真顔(!?!?!)



欠伸をするときってついつい大口あけてしまいがちですよね(?)

私は全力で欠伸するタイプです!




ある日欠伸をしようとしたら

口がいつものように開かなかった のです。




全力でいつものように欠伸してるのに、

口が半分も開かない。


がんばって無理やり開けようとしても開かない。

痛みはありません。

とにかく自分の口が開かなかったのですあんぐり




これにはさすがにびっくりして、

その時は不思議に思いました。

ただ理由がまったくわからないし痛くもないので、

そのうち治るだろうと思って放置しました(??????)


物を食べるときに大口開けられないのが

不便だなとは思っていましたね←


明らかな異常なのに、スルーしてしまうのは

私が鈍感だったのかアホなのか、、、









そんな異変が起きる日々の中でも、

毎日の頭痛は変わらずありました。


最初は慣れて気にならなくなった頭痛も、

そのうち痛みを増していき、更には夕方だけでなく、

朝起きた時も頭痛が起きるようになりました。



ズキンズキンと、

明らかに普通の頭痛とは違う重い痛み。

脳の右側の奥が重いような、痛いようなきがする…と

痛みを感じている箇所が自分でハッキリと分かるようになっていきました。


我慢強い私でしたが、それでも我慢ならない程痛む日もあり、

精神的にも削られていきました。


よく『頭が割れる』という表現を聞きますが、

私の頭痛は頭が割れるのではなく、割れないまま

ひたすら激痛が襲う感じです。

内部をトンカチでカーンカーンと打ち付けられているような。




頭痛が酷くなっていくのは、

がんが進行しているためのものだったのですが、

早く病院に行って!!という身体からのサインだったとも思えます🥲




部活をすれば激しい頭痛がし、朝起きても頭痛。

横になったまま学校に行きたくない動きたくない日が

増えていきました。

この頃には母も頭痛で具合の悪そうな私を

気にかけていたと思います。








10月になってからある日母から

病院に行こうと言われます。

突然言われたもので、私は一瞬『なんで?』と思いましたが、

そうか頭痛が続いているからか、と理解し

学校に休む連絡をして平日、

母と2人で総合病院へ向かうのでした。






頭痛が出始めたのが真夏だったので


およそ2ヶ月以上経過してからのことでした。





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ブログを書くようになってから、

改めて文才が欲しいと切実に思っています🥹笑


色々な症状が出ていたような気もしますが

分かりやすいものは

頭痛、鼻血、口の開きがおかしくなる

の3点のみでしたね🤔



上咽頭癌には初期症状がでないため、

早期発見が難しいと言われているようです。


ある程度進行した状態になってから

初めて自覚症状が出始めます。



どんな病気でもそうだと思いますが、

早期発見が大事です。


ですが、初期から症状がでないものもあるということですね。いつから『がん』の細胞ができていたのかも分かりません。


早期発見が難しいものであったとしても、

普段とは違うこと、経験したことのないこと、

明らかな異変だと感じたこと




些細なものであったとしても、

まずは病院へ行くことが大切。


と、自分にも言い聞かせています👌





皆様もどうか『そんなわけがない』と思わず、

『かもしれない』でお体をお大事に。


ではまた次回!