追記は後段に記載


記事更新しました。






さて今日は。前回も触れた芦原妃名子さん関連の記事などから少し。


芦原妃名子さんの件に触れた魔亞の記事。 



こんにちは。AZです。
もうなんかこっちAZ、あっち花郁で定着しつつありますね。

俺は漫画描きではありません。
けれど俺の従姉妹はそれこそ、なくなった芦原妃名子さんたちと同じ時期に、その将来を嘱望されていた事がある。

今回の件はプロの世界での出来事だけれど。
俺も一時期その世界にちょっと、従姉妹を通じて関わり色んな内部事情を垣間見た。

昔から漫画家は搾取されてることや、出版社の横暴な条件はなかったわけではない。

有名なところではスラムダンク。
作者にはどうしても納得できなかったからのあの顛末なのだろう。

ドラマでも、これはもう盗作でいいだろう?と言わざるを得ないような、ナースのお仕事。

あれは皆が天下のテレビがこのパクリ体質か?と驚いた。

そもそも電子出版等でもプラットフォーマーのえげつない搾取率の問題、銀魂の空知さんの呟きにより発覚した、アニメ化しても漫画家には大きな得はない、等の問題。
それこそ集英社のカード販売等による副次利益の大半を漫画家には還元していない問題。

松本零士先生の裁判の理不尽な結末。


そもそも思うのだが。
生み出した人が一番の利益を得ないでどうする?
それこそ芸能界と同じ。



タレントではなく事務所が儲ける。
漫画家でなく出版社が儲ける。

売ってやったのだから?
その構図。

テレビにも、それがあったのは、知っていたけれどなあ。


他人の才能を利用して商品として金儲けをしている。

売ってやっているというのなら、その利益は原作者に返すべきなのに、出版社の利益までに留まり、原作者には雀の涙。

結局は出版社もテレビも同じ穴の狢なのだろうな。


誰もそれを咎めないから。
だからそれを正そうともせず搾取する。

最も利益を受けるべきは原作者だ。
それが日本では搾取されているんだよな。



それを嫌がり。
商業を選ばない絵描きもいる。
プロの作家さんがプライベートブランドへ舵を切る人もいる。


今回の件は。
ドラマ化の果の悲劇だった。

文春オンラインより引用。





どんな異変か。
エンドロールに(八話までの脚本と9話10話の脚本が芦原妃名子さんであることがクレジットされた。)



スポニチオンラインより引用。



俺のサブ垢にも書いたけれど。


続きの記事 


これの中でも触れたが昔から連綿とあった。
著作者はなぜもっと大切にされないのか。
もちろん今般小学館は批判声明を出している。
編集さんはある意味、作りての一人。

作品に深く関与する。
だが今回は出版社への批判も大きい。





日刊スポーツより引用。

海猿の佐藤秀峰氏もこう表している。



この中で映画の海猿を「原作使用料は200万」「俺の描きたいことは何一つ表現されていないクソ映画」としている。





一番の問題は主権者が主権者として扱われていないこと。

誰の作品なのか?
二次創作なのに、借りているという節度もない。
その利益を享受しながら原作者には雀の涙?


まさにテレビ界の悪しき慣例がジャニーズ然り、出版社やテレビの横暴然り。
暴かれてきているといえる。



そしてこの国は
人が死なないと変われない国。
誰かが死んだり、大きく燃えないと、変われないのだ。

ならば、この死は無駄にしてはいけないのだと思う。

芦原妃名子さんがなぜ無理をしても畑違いに手を出さなくてはならなかったのか。
なぜ物申したのか。

物申すだけのものがあるから申している。
それに対して最初何があったのか?

物申した彼女への批判だ。


そう。
レイプ被害者に心無い事を言う人の問題に似ている構図。
今回はもっと酷い、制作現場で連綿と原作者を蔑ろにした態度が横行し、それを拒否した作家に対しては、名前だけ違えたようなパクリを堂々とテレビがやったりもする。

メディアがこれでは、アメブロでR○MIや櫻井のようなやつが出るのも無理はなくなると思える。

ヨネのように、他人の作品を借りている感覚すらなく、堂々と無断使用を毎回毎回ブログ更新のたびに引き起こす人間も出てくる。

メディアこそが規範意識を持っていなくてはならないのに、ユーチューバーの番組を堂々とパクったりもする。


それだけではない。
色んな意味で内圧外圧あったのだということは想像に難くない。

本来漫画家を守るべき出版社は、それこそ利益の搾取側に回っている。
これでいいのか?


その果がこれだ。
ならばもうこれは是正すべきではないのか。

海外のように作家こそが億万長者になって最も大きな利益を受け取るのが良いのでは?



漫画家さんたちの声。



ほんとアシスタント時代の万愛は、色んなものを見聞きして、漫画家になることに躊躇ってましたもんね。






まあ、この方の言う通りです。
むしろ底辺商業より上澄みの同人のほうが桁違いに稼ぎます。


今はプロの方もプライベートブランドにかえちゃう人も多いですよ?
縦読みもあるし。
やりようはいくらもありますもんね。



そう言えば。
鬼滅の界隈と揉めた当時、万愛に二次創作の分際でと書いてきたやつがいると聞いてます。

俺等がそれだけでやってたとなぜ決めつけてる?



個人情報漏らすなとうるさい従姉妹がいるので、一部アメンバーに移動しますね?


追記2/15



この動画の意見を鵜呑みにはもちろんできません。休んでおられるのは大御所の先生方だけなので。
単に休みというのもありますよ。

けど、俺は思うんですよ?
痛ましい事件だからこそ、転機にしなくてはと。
もちろん悪戯な批判だけに終止するのは良くないが。
局側の態度や出版社のあり方にはやはり疑問は生じる。

俺は実は去年、とあるところからお話はもらいました。
縦読みの原作を書かないか?と。
もちろん公表はしませんでした。
知ってるのは万愛とたぶん?万愛はちよさんには話してるだろうから、その二人くらいかな?
断ったんです。
俺が腕試しに送ったものを見てくれたようなのですが。

条件があまりにも………
まあ、この話は置いときましょうね。終わったことなので。

あの当時の万愛もどえらく悩んでいました。
色んな意味で。
まあね?俺等は経費以外は総取りしてるわけで。
かと言ってオリジナルはあくまでもマイナー。

利益率が高いから儲かってるだけで。
あの程度の部数じゃあ、印税のシステムならとても食えない。

プロデビューしてからも過酷なんですよ?
現に万愛の友人はプロデビュー後に数字が取れず切られて。
帰郷後に亡くなってる。
自死であり、万愛は好きな人の死の後。
落ち込んでたときに、これを知り。
更に落ち込んで原稿に向き合うことを身体が拒否した。
それでもスタッフがいたから無理をしようとした。

あれは見てられず。
俺が引導を渡してしまったんです。
筆を折れと。

アイツが俺の言うことなら素直に聞くと解っていて言ったんだから俺はGuilty。

俺から見て、今もですけど、条件が良い環境とは言い難いんです。漫画の世界。

なんで寄生虫側の儲けばかりなんだ?もですし、簡単にAI代わりにするものと違うんですよね。

俺は描き手の身内で描くところを見てる。
時間かけて描くんですよ?
カリカリ音をさせながら。

それが楽しいからいいんでしょうが。
安い労力ではないのに。
そして過酷な環境で人気レースにさらされるってのはストレスですよ。
生き残るのはもっと大変なのにな。

実際、体壊して辞める人、鬱になって辞める人もいますよ。

そうやって育てた作品は我が子と同じなの!と、万愛は3月事変の時激昂しましたよね?

アイツは漫画家の世界側から見てるから怒る。
描き手の側から見てる。
絵描きは自己顕示欲なら超一流です。
芸能系の人はみんなそうです。

スポーツでもそうかもな。
名を成したいわけです。

万愛の言う生きてる世界が違うからってのは。
「実力でないものなどなんの名誉にも自己顕示欲の達成にもならない世界」
と、
「ハリボテでも真似でも盗作でも、とりあえず目立てばそれで良い世界」
の違いを言ってる。
前者は生み出す人たち。
職人でもなんでもそう。
前者の世界は名誉を競う世界。
だから傷を嫌うし、明朗でないとだめ。

後者は名誉は最初から狙ってない。
そんな実力をハナから持ってないから。
賭ける名誉がない。

万愛が言う、才能とは等しくない、ってそういうことです。
万愛たちの世界にはトレスはありますよ?
けどその先。
アイツラはたとえ3Dモデルを読み込んでもそこから変化させます。
模写しても、自分の中のパースを持ってるから、それと違うとなると苛つくらしい。

俺達なんかだと、思ったように話が進まないイラつきとかね?

自分の中のものと戦ってるし、それが売れることは嬉しくてもね?
誰かのものをパクって出しても、名誉なんか得られないから。
意味がない。
自分の中のものを見て!という自己顕示欲しかないんですよ。
創れる人間には。

自分の中のものが無いから。
パクる。
鬼滅界隈でも絵描きさんはちゃんと自分の色を出してるし。
そして、それははじめから吾峠呼世晴さんの絵とは似ても似ついてないんですよ。
必ず見分けがつく。

真似てるんじゃない。
キャラのディティールをかりているだけ。
その違いね。


前者は、己の中に生み出せるものや能力がある人たちの世界観。
後者はそれを持ってない人の世界観。



忘れてはならないのは。
出版社やテレビはプロデュース能力は長けていても創作を生み出せる人たちとは違う才能の集団。

もちろんメディアはあって然るべき。
それによる恩恵は大きい。

プロデュースは創作とはまた違う才能。
けれど肝心の創り手が、やはり蔑ろにされてると、当時からそれはあったんだよ。

30年近く前から。


芦原さんは善良な普通の人。
だったんだろうな。

一人の人が命を断つほどのことで。
芦原さんはてっぺんの綺羅星だった。
ダカラ問題が大きくなった。
けど小さいものは数多握りつぶされてきたんだ。

それこそ有名だよね?
ゴーストしかり、顔以外はアシスタント描いてますとか、それだけじゃない応募作は落とされて、それが何故かメジャー作家が似たようなもの書いてたとか。

まあ、いろんなことが起きている訳で。
読み手側からは見えないいろいろ。

でもやっとそれが表に出たのなら。
これはなあなあにしてはいけないんではないかと思いますね?


パンダパンダパンダパンダパンダ

俺の主催するクラブが。
ZEPPETのおすすめクラブに載りました。
有り難い✨👍