駄目な映画ほど語りたくなる不思議さよ | しのやん生きています

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人生の荒波を揉まれて生きてるアラフィフの日々。主に闘病・飼い猫・食べ物やらが中心。

噂に聞いていた


「大怪獣のあとしまつ」


がアマプラに入ったので

漸く視聴したのですが……


本気で観なければ良かったと

後悔した映画は初めて(´・ω・`)


噂を信じるべきだったよ。


数々のZ級と言われる鮫や

ゾンビ映画を観てきた私が

ギブアップ!!


とにかく主軸がブレブレ。


Cさんとツッコミながら

観ていなければ

最後まで観られなかった。


そのCさんも

「こんなにつらくて途中で投げ出したくなる映画は初めてだ」

というレベル。


視聴後の個人反省会はこちら……


・まず主人公は誰だよ??問題→山田涼介より西田敏行や濱田岳の方が時間が長いし、台詞も多いので山田涼介が主人公に見えない。


・唐突に始まるキスで演出するラブシーン(そして一瞬で終わる)→二人の関係性を示すには有効かもしれんが唐突過ぎるし、更には俳優は変われど3回が3回共に全て同じ角度で同じ演じ方。意味あんの??コレ??


・滑りまくるギャグ→観る人のレベルを小学生以下だと思っているのか下品過ぎるものが多くてキツイ。


が主な部分だけど


俳優陣が比較的豪華なだけに


脚本と演出と美術とBGMが駄目駄目過ぎるのが際立つ。


まさかのBGMすらも

場にそぐわないのでチグハグ。


因みに実際社会への風刺を

入れたいのであれば


リアリティを持たせるために

言葉遣いや美術面を

現実の状態へ近づけておくと

より効果的にもなるし

意図が伝わりやすい


というのが

本来の表現方法なのだが、


閣僚会議の場面一つとっても


・PC1台または紙の1枚もない会議


・私物のタブレットやスマホを繋ぎ放題の会議室


から始まり、


・誰一人としてきちんとした言葉遣いができない


・低俗ないじめを会議中に堂々とする


とか酷すぎる。


脚本家も監督も


実際の政治に

興味があるわけじゃないが

(実在の)政治家(に模した)を

落としておけば

(馬鹿な観客に)受けるだろ!


としか

考えていないのだろうか??


いや

政治家を扱ったコントが

受けるのは


あくまでも元になった

政治家がいるから

観客は共感して笑える


のであり、


架空世界を使って

政治家を扱ったコントを

したいのであれば

ちゃんと元になる世界を

描かなければ面白くならない


今回の作品であれば

明らかにモデルがいるので

そのモデルになった人を

コントに反映させたいのなら


実在世界の雰囲気を

醸し出すものを

画面に登場させて

観客を引きずり込まねば

意味がない


のですよ。


そんな訳で


ギャグにしたいのか

シリアスにしたいのか

どっちつかずのせいで

どちらも失敗した作品になった


という印象。


つか……

恋愛要素(しかも不倫✕2)いる??


そして主人公の出番が

少なさすぎて

主人公の人物背景が

分かりにくくなり


結果として

何もかもが唐突に展開していく

観客が置いてけぼり状態。


いや〜もう

映画館で観ていたら


金返せ!!


と叫んでいるレベル。


俳優さんが上手い人が多い以外に

褒めるべき点が見当たらねぇ。


それだけに

被害が拡大したとも言えるが……


私が観た印象からの

物語の内容は多分


・唐突に日本に現れた大怪獣


・謎の光が倒した


・大怪獣の死体が残ったのをどうするか予算なくて政治家と官僚で揉める


・光に包まれた後に2年行方不明だった主人公戻る


・各省庁や国防軍や特務隊の連携が取れておらず揉める


・大怪獣の死体の始末を失敗しまくってどうにもならんので主人公が唐突に主人公っぽい(ボカします)ことをする


だと思う。


そんな訳で


超絶に暇で暇で仕方がなくて

誰かにクソ映画として語れるか


誰かと一緒に観て

駄目すぎる部分を語る


くらいの人にしか

オススメしません!!


新年から

変なの観ちゃったよ(´・ω・`)


最後はエリクの中で

くつろぐノンちゃん。



癒やされる〜!






ぽちっと行ってください。



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