その電話は、割と早い時間にかかってきました。
その女性からの電話に笑撃を受けることになるとは知らず。
こんにちは!ねこもです。
今日もチクッとささやきへようこそ!
今日は、仕事の話です。
私の仕事は、営業会社の事務員。
電話対応も私の仕事です。
その電話は、仕事が始まって、割とすぐにかかってきました。
今日は、その電話をかけるぞ!と気合い入っている方は、朝早くかけて来る方が多い気がします。
恐らく、30代後半から40代前半と思われる、その女性。
新規顧客を獲得する営業が、
数日前に、そのお客様と約束を取り付けたようなんですが、
その女性は、こう言ったのです。
「実は、娘の学校のクラスの子がコロナになってしまって、
娘は濃厚接種者になってしまって。
正直どうなるか分からないので、来ていただく約束は、キャンセルしたい」と。
そう言う事情でしたら、仕方のない事です。
キャンセル承ります、と話をしたところ、
女性は、「申し訳ないですね〜フフフ」
ん?笑ってる?
「まさか、こんな事になるとはフフフ、思ってなくてフフフ、こればかりは、仕方ないですよねフフ」
ん、泣いてる?いや、絶対笑ってる!!!
お客様、どーした?
何がそんなに可笑しいの???
断りの電話は、受け慣れてる私。
さも申し訳ない感じで、断って来ても、キャンセル承りますの言葉を聞いて、ガチャ切りされる事もある。
営業の進めで断れなくて、一度は、受けることにしただろうに、今、コロナだからと断って来る人もいる、だったら、最初から断れよと思う。
でも、断りながら笑い出す、これ、初パターン。
しかも、何が笑いのスイッチになったのか、サッパリ分からない!!
でも、お客様の方は、笑いスイッチオンのまま。
堪えきれないと言わんばかりに、笑いながら、
でも、言っている事は、
営業さんに申し訳なくて〜と言った、申し訳ない感で溢れる言葉、
断りと、笑い、相反すると思われる2つが、私の耳からマリアージュとなって聞こえてくる。
なんだ?これ?
私は、いったい、どうすれば???
私は、笑いをカットした。
内容に集中!全集中!!!
これは、断りの電話、断りを受け入れる対応をせよ、私!!
心の中では、思う。
お客様、どうしたんですか?
何がおかしいのですか?
大丈夫ですか?
あ、いやいやいやいや、ここは堪えて、
「キャンセル承ります、営業に伝えておきますので、ご連絡ありがとうございます」と告げる。
すると、
「アハハ、宜しくお願いします、アハハ、おおきにぃ〜」と最後まで、笑いが絶えないまま、静かに電話を切ったのであった。
そして、お客様が電話を切ったのを確認して、私も電話を切る。
職場内に、否、私の脳に、その女性は、ハテナ?の嵐を撒き散らした。
なんだったんだ???
そして、その女性の電話で、こちらも、なんだか笑みが溢れてしまったのだ。
ちょっと苦みはあったけど。
まあ、嫌な感じでは、なかった。
あれは、一体、何だったのか?
娘さんが、濃厚接種者になり、コロナ感染の恐怖で、笑うしかなくなったのか?
それとも、こう言う事があるかも!?と思ってたら、その通りになって、私って凄い!と称賛で笑ったのか?
実は断り文句で作ったウソの話に、私がキャンセルをあっさり受け止めた事に対して、チョロいと思って笑ってたのか?(それだと、私的には悲しいけど)
理由が全く分からない!!!
何とも不思議な電話でありました。
嫌な感じは、しなかったけど。
今日も読んで頂きありがとうございます!