扁平上皮癌のシロちゃん。 | teamねこのて活動日記〜命を繋ぐために〜

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2018年4月に結成した兵庫県伊丹の「team ねこのて」です。保護と譲渡を主にしているボランティアグループです。M代表の自宅シェルターには、現在約80匹の保護猫が暮らしています。日々の活動を報告をしていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

いつも、ブログを読んで下さって
ありがとうございます。

チームねこのて応援ボランティアのFです。


今日は、先日保護された、
シロちゃんのお話をしたいと思います。


6月18日

『とある駐車場に、顔が変形している猫がいて、
話かけたら返事をしてくれる。』
と、心配した人から連絡がありました。


M代表と、その方とで見に行くと、
猫は車の下にいて、
鼻から下が崩れて、欠損していました。



捕獲器で捕獲しようと思いましたが
なかなか、入りそうにないので、

ちゅーるを食べさせながら、
首を掴んで、捕獲器に入れました。


大人しい子です。






その後、この子は、 

近所の人たちが餌をあげてくれたり、


寝床を作ってくれたりして、
お世話をして下さっていた事が分かりました。


名前は、2つあったそうです。
そら君とシロちゃん。


かなり高齢で、17歳だそうです。

17年前に、母猫と子猫が5匹ぐらい、
近くの駐車場で、箱に入っていたのだけれど、
皆んないなくなり、この子だけが残ったそうです。


餌やるなの貼り紙をされた事もありました。

それでも、避妊手術をして、
皆んなでお世話を続けたそうです。


去年の夏頃から、シロちゃんの様子がおかしくなり、
病院にも連れて行ってくれていたそうですが、

治らない病気と聞いただけで、
癌とは知らされていなかったそうです。


M代表は、扁平上皮癌では無いかと気づき、

翌日、すぐに病院に連れて行き、
今後の緩和ケアについての相談をして来ました。


その後、近所の人たちにも説明をし、
しっかりとバトンを受け継ぎました。



食欲モリモリで、良かった。





背中の毛が、車のマフラーにすれていたからか?

真っ黒だったのと、下痢をして汚れていたので、

シャンプーをしてあげる事になりました。




とても、大人しく、

シャンプーさせてくれます。



あまり綺麗にはなりませんでしたが…





ドライヤーで乾かして、




毛をカットしていたら、




気持ちが良くなったのか?

ボランティアさんの膝で、眠ってしまいました爆笑






シロちゃんは、

優しい近所の人達と、出会った事で、

17年もの年月を、生きてくる事が出来ました。



もしも、優しい人達と出会っていなかったら、

子猫の時に、お腹を空かせて、病気になって、

命を落としていたかも知れません。





シロちゃん、

これからは、シェルターで、

のんびりと暮らしてね。




【譲渡会のお知らせ】

6月30日(日)

スナックちーねこ
予約優先
ふれあえる譲渡会&チャリティグッズ販売を
行います。


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