ニコヤと、ニコと、コヤのお話。 | teamねこのて活動日記〜命を繋ぐために〜

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2018年4月に結成した兵庫県伊丹の「team ねこのて」です。保護と譲渡を主にしているボランティアグループです。M代表の自宅シェルターには、現在約80匹の保護猫が暮らしています。日々の活動を報告をしていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。

いつも、ブログを読んで下さって、
ありがとうございます。

チームねこのて応援ボランティアのFです。

今日は、ニコヤと、ニコと、コヤの
お話をしたいと思います。

さかのぼること、7年程前。
まだ、チームねこのてが結成される前のこと。

M代表は、地域猫に取り組む他の団体で、
地域猫活動を頑張っていました。

ですが、M代表は、いつも、
TNRと保護の板挟みにあって、
悩んでいました。

TNRは、元の場所に返さなければならない。

しかし、返すのが心配な子がいると、
心を鬼にして、泣く泣くリリースしなければならず、
本当に辛くて、悩んでいました。

保護出来る数にも、限度がありますから。


そんな時に、また、TNRの依頼がありました。

現場は、マンションの敷地内。

そこには、大人猫たちと、

シャーシャー怒っている、
4ヶ月位の子猫が3匹いました。

その後、無事に全員捕獲が出来、
大人猫たちと一緒に、子猫たちも、
TNR専門の病院に連れて行きました。

子猫たちも、避妊手術は出来るとのこと。

リリースするには、エイズ白血病の検査はせずに、
耳カットをしてもらわなければいけません。

受付の人に『全員リリースします』
と伝えて、病院を出たものの、   
M代表の心は、掻き乱れていました。

何故なら、リリースする場所で、
近くに勤務する男性が、
猫たちを虐めていると聞いたからです。

大人猫たちは、上手く逃げているようだけれど、
溝の中には、子猫の遺体があった事を聞きました。

M代表は、道路脇に車を止めて考えました。
『私には、どうしても3匹の子猫を
あの場所に返すことは出来ない』

そして、直ぐに動物病院に電話をして、
『保護します』と伝えました。

やっと、ホッとした気持ちになりました。

そんな事もあって、色々と悩みましたが、
これからは、保護を中心とした活動を
して行こうと決意し、独立して、
『teamねこのて』を作りました。


もちろん、TNR活動や、地域猫活動は、
とても、大切です。

しかし、保護すべき理由がある場合は、
迷わずに保護してあげたい。
保護とTNRの両輪でやって行く事が大事だと
思いました。


子猫3匹は、
ニコヤと、ニコと、コヤと名付けました。

3匹は、なかなか、良いご縁がなく、
今でも、シェルターで暮らしています。

慣れ慣れで、抱っこ大好きな、ニコヤ。
首筋も、ペロペロしてくれます。


見つめられて、ドキドキ💓



ぷぷぷニヤニヤ

振り向くと、こんな所に入ってました。

茶目っけたっぷり、ニコヤ。







怖がりだけど、
『ニコとコヤ〜』と名前を呼んで
お顔の前に指を出すと、
クンクンって来てくれる、ニコと、コヤ。


区別がつかないぐらいに、そっくりです。





大部屋を散策中。






【譲渡会のお知らせ】




次回は、5月5日(日)

スナックちーねこにて、


『予約優先』ふれあえる譲渡会&

チャリティグッズ販売を行います。


*1F物販スペースは、予約不要です。

当日の猫たちの様子で、参加、不参加が
決まります。
お休みする場合もありますので、
ご理解のほど、よろしくお願いします。

【必ずお読み下さい】

猫を家族に迎えていただくにあたり、
ご家族の皆さんに、ご理解して頂きたい、
条件、注意事項があります。
下矢印下矢印







【ご支援ありがとうございます】


いつも、応援して下さって、ありがとうございます。

本当に助かっています。


今後とも、ご支援よろしくお願いいたします。









ボランティアのSさんが
ちーねこ通信を作って下さいました。
読んで下さいね。






今回も出店させて頂きます!!